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東京ふしぎ探検隊

京橋の逆襲 東京駅の東側、再開発ラッシュで一変

2012/10/12

京橋交差点で工事が進む「京橋3―1プロジェクト」。各階の庇が印象的。低層階の緑化はこれから

 駅舎の復元で注目を集める東京駅。丸の内側と比べて地味な印象のある八重洲側で、再開発が相次いでいる。中でも注目は京橋地区。大規模計画が進む中央通り沿いは、この4年で風景が一変しそうだ。日本橋や銀座に押され劣勢が続く京橋が、一気に巻き返すのか。再開発の現場を歩いた。

■京橋交差点に「丘」が出現

 東京高速道路の高架をくぐって銀座から京橋地区に足を踏み入れると、工事中の高層ビルが目に飛び込んできた。「京橋3―1プロジェクト」。2013年3月に完成予定の、24階建ての複合ビルだ。

 ビルの各階にある庇(ひさし)のような出っ張りが目を引く。低層階にはテラスも見える。どんな建物になるのか。プロジェクトを統括する東京建物都市開発事業部の藤井顕司課長に聞いた。

 「コンセプトは省エネと国際対応。各階の庇が直射日光を遮り、照明はすべてLED(発光ダイオード)です。太陽光や地熱を利用し、低層階は大規模に緑化します。外国人対応のできる病院や保育施設も入る予定です」

 「3―1プロジェクト」はフロア面積の広さが特徴の一つ。ワンフロアは1000坪強(3400平方メートル)と京橋では最大、東京駅周辺でも有数の規模だ。周辺の街区を統合したことで大規模化できたという。

 一見して分かる大規模な緑化も特徴だ。1階から3階までを「京橋の丘」と名付けた緑が覆う。緑化面積は延べ3000平方メートル。地下1階から3階までは商業施設が入る予定で、桜やセコイヤ、季節の草花など四季折々の草木が茂るエリアは誰でも訪れることができる。弁当を広げたり、散歩に立ち寄ったり。「隣接する銀座エリアから人を呼び込みたい」。藤井課長は意気込む。


四季折々の草木が低層階を覆う(完成予想CG、東京建物提供)
東京高速道路の高架の向こうは銀座地区。高架を挟んでにぎわいがかなり違う

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