CD買わない若者、なぜフェスにいくのかクリエイター 小橋賢児(4)

ウルトラのイベントでは来場者がそれぞれの母国の旗を掲げて楽しむ

法律や数字目標、いろいろなハードルはあります。確かに、いきなり全部を変えることはできません。だからといってドライになり、「投げ」てしまったらいけないと自分で決めています。遠回りに見えても、一緒に考えていったプロセスこそ、すぐは力にならなくても大きな結果に結びついていくと思います。

行政という立場で関わっている人、協賛という形で関わっている人とも、単に「ウェブサイトのロゴを載せる」ではなく、ぶつかることで「一緒に面白い体験を作っている仲間」になりましょう、僕らはそう伝えてきました。ウルトラは、観客も、準備をしている僕らも「リアルな体験をしている」主役で、仲間になれるイベントにしたいと思っています。

東京ディズニーランドがきたときのように

約30年前初めて東京ディズニーランドが開業したとき、普段遊園地に行かない人も世界から何やら面白いものがやってくる、と多くの人たちが訪れました。今では毎年多くの日本人が本場米国のディズニーランドに出かけています。僕はウルトラもそうなると信じています。電子音楽は技術の進歩で生まれた比較的新しい音楽ですが、まだまだ体験したことのない人もたくさんいます。言語にとらわれないので、海外の人とも感動を共有することができます。

東京で体験した人たちや、映像を見た人たちがウルトラを楽しみ、本場マイアミや韓国のイベントも体験したい。そう思って海外に訪れ、新しい発見や経験を培ってほしいと願っています。そして何年もたったあとに「このイベントに参加したことが、一つの点になり、この今いる未来につながった」と一人でも多くの人のきっかけになるイベントになれば本望かもしれません。

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