たまる人、コンビニATM利用回数に差あり深田晶恵の目指せ! マネー美人

(イラスト:小迎裕美子)

雑誌『日経WOMAN』1月号に「1年で100万円以上ためた読者」の例が紹介されていましたが、どの人も“たまる習慣”をしっかり身につけていると感心しました。私が注目したのは、貯蓄額よりも編集部から読者さんへの質問に対する答え。

「Q1.1週間にコンビニに行く回数は?」

「Q2.1カ月にお金を下ろす回数は?」

「Q3.1カ月に下ろす金額は?」

これらの問いに対して、皆さんコンビニに行くのは0~1回、1カ月にお金を下ろすのは1~3回と、回数がとても少ない。これこそ“たまる習慣”なのです。

逆に“たまらない人”は、特に買いたいものがないのにコンビニで少額の買い物をしたり、5千円、1万円とちょこちょこ下ろすのが習慣になっている人。

“ちょこちょこ下ろし”をすると、1カ月で下ろした総額が分からなくなってしまい、結果として使いすぎにつながります。少額の“ちょこちょこ買い物”もやっぱり使いすぎ、無駄遣いになりがちです。

たまる人とたまらない人の違いは、「自分が使っていい金額」を把握しているかどうか。みなさんは、1カ月で使っていい現金とクレジットカードの金額をぱっと言えますか? 私のファイナンシャル・プランナー(FP)経験に基づくと、現金とカードの予算を即答できる人は意外に少なく、全体の1割もいません。

Q3の「1カ月に下ろす金額」に対して、たまる読者は「3万円」「7万円」などと具体的な金額で答えています。「4万円~6万円」など“幅”を持たせていない点にも注目。彼女たちは、自分の予算を認識しているということです。自分の収入と支出を書き出してみると、そこから1カ月の予算が分かり、無駄遣いが減ります。「たまる人」に近づくためにやってみてではいかがでしょう。

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