いろはす「しぼれるボトル」が生んだ体感できるエコ効果

「エコ製品」には電気やガソリンなどのエネルギー消費を低減する「直接エコ製品」と、流通や使用過程での間接的・二次的なエコ効果をもたらす「間接エコ商品」という2つの方向性がある。前者はハイブリッド車、太陽光パネルなど、比較的高価格な耐久消費財が当てはまる。後者は、日々消費する日用品や食料品などが該当する。今回は「間接エコ商品」の例として日本コカ・コーラの「い・ろ・は・す」がどのように開発されてきたかを紹介する。
日本コカコーラの「い・ろ・は・す」

日本コカ・コーラが2009年に発売したミネラルウォーターのい・ろ・は・すは、500mlサイズで12gの軽量ボトルを採用。樹脂使用量を同社従来製品に比べて約40%削減しただけでなく、飲み終えたボトルを手軽にしぼって減量化でき、回収時の省エネにも貢献しているのが特徴だ。

マーケティング本部ウォーターカテゴリー マネージャーの小林麻美氏によれば、い・ろ・は・すの商品企画は2008年に始まったという。国内市場におけるミネラルウォーターの1人あたり消費量は、1990年代から急激に成長を続けてきたが、2000年代後半になって伸びが鈍化していた。市場を活性化する新たな取り組みができないか、そこで考え出されたのがい・ろ・は・すの商品コンセプトだった。

図:日本市場のミネラルウォーターの1人あたり消費量の推移。出典:日本ミネラルウォーター協会(http://minekyo.net/)
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