楽天も参入、対話アプリ LINEから乗り換えるべきか

文字や音声によるメッセージを仲間同士で交換できる「メッセージング(対話)アプリ」が、にわかに脚光を浴びている。2014年2月に、大手企業による人気アプリ開発会社の買収が相次いだ。具体的には、楽天が「Viber」を提供するキプロスのバイバーメディアを総額9億ドルで傘下に収め、米フェイスブックは「WhatsAppメッセンジャー(以下、WhatsApp)」を提供する米ワッツアップを総額190億ドルで買収した。一方、LINEは2月26日に固定/携帯電話に格安で電話を掛けられる新サービス「LINE電話」を発表した。
図1 LINEやViberが提供するIP電話サービスは、通常の音声電話と比べると通信品質が安定しにくいが、料金が安い。楽天の子会社フュージョン・コミュニケーションズの電話網を使って通話料金を抑える「楽天でんわ」と比較しても破格の安さだ(* NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルのLTEプランの場合)

LINE電話のように固定/携帯電話に格安で電話を掛けられるサービスでは、Viberなどが先行している(図1)。無料通話のニーズは日本以外にも各国で高まっており、LINE電話を「世界進出の際の強みとする」(LINE執行役員の舛田淳氏)ことで、LINEはさらなるユーザーの獲得を目指すとしている。

細かな機能に違い

LINEとViber、WhatsAppの3つは同じメッセージングアプリに分類されるが、細かな機能には違いがある(図2)。

図2 メッセージング・通話アプリ3種類の比較
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