アート&レビュー

名優、高倉健さんをしのぶ

出会いを大切に 撮影現場にみる男の作法(4)

2012/8/23

日経電子版のコラム「高倉健のダイレクトメッセージ」で、ご本人は「人生の岐路を大きく左右しているのは人との出逢(あ)い」と書いておられます。ロケ先で暮らす人たちとの自然な交わり、子どもたちと過ごすひととき。8月25日公開の映画「あなたへ」の撮影日誌から、高倉さんが心から出会いを楽しんでいる様子がうかがえます。

ロケ先の風景を楽しみ、出会いを楽しむ高倉健さん

映画「あなたへ」のクライマックスは長崎県平戸市の漁港、薄香が舞台です。ここでも高倉さんは平戸名物のあご(トビウオ)を干しているお母さんと話し込むなど、きさくにエキストラの人たちとのふれあいを楽しみました。

時は折しもハロウィーン。撮影の合間をみて、高倉さんは地元のこどもたちを呼び集めます。

「昨日からchunk cafeはなんとハロウィン仕様になっており、車を丸ごと装飾して、かなり進化しています(笑) そこで今日はなんと!!健さんがこのchunk cafeで用意していたチョコやキャンディーなどの小袋を、現場に見学に来ていた小さな子供たちにプレゼントをすることに!! 子供たちを一斉に呼び集めて、車の前でお菓子を配り、子供たちと楽しそうに会話。とてもステキなサプライズに、子供たちも、もちろん親御さんたちも大興奮でした!」(撮影日誌2011年10月30日)

地元のこどもたちの笑顔が撮影現場をなごませる

映画の出演者やスタッフのために用意されている軽食のスタンドを、子どもたちに開放した高倉さん。薄香のこどもたちの記憶にどんな形で「俳優 高倉健」は刻まれることでしょう。

ロケ先の人たちといつの間にか仲良くなってスタッフを驚かせる高倉さん。

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