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旅行・レジャー
京都ここだけの話

2013/4/11

京都ここだけの話

廃線跡を利用した名物列車、とは?

北野線を1駅短縮する際に当局に提出した書類。黄字で廃止区間の詳細が書かれている(中央左の交差点が北野白梅町)

京子 母に聞きましたが、嵐電(らんでん)として知られる京福電鉄の北野線は昔、今の北野白梅町ではなく、少し東の北野天満宮の前まで線路が延びていたそうです。

部長 おっ、よく知ってるな。昭和33年(1958年)までだな。

太郎 置いてきぼりは困るなあ。

京子 駅名もズバリ、北野という名前でした。京都市が市電の今出川線を西に延長する際に、京福が1区間、譲渡したんです。

トロッコ保津峡駅―トロッコ亀岡駅間を走る嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車

部長 嵐電がらみの廃線でいうと、嵐山から愛宕(あたご)山のふもと、清滝まで愛宕山鉄道という私鉄があった。20年足らずの営業で戦前には廃止されているから知らない人が多いけど、線路の跡は今の清滝道だ。

太郎 改めて、鉄路に歴史アリ、ですね。廃線跡で私も思い出しましたよ。観光客に人気があるトロッコ列車を走らせている嵯峨野観光鉄道の路線は、かつてのJR山陰本線の跡なんですよね。

部長 鉄ネタに食らいついてきたな。トロッコ列車はこれからの季節、開放感は抜群だな。

京子 複線化などの改良工事で使わなくなった保津峡沿いの旧線を、平成3年(1991年)から観光路線として復活させたんですよね。

(京都支社 瀬崎孝)

次回は4月25日に更新します。

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