フード・レストラン

ホントが知りたい 食の安全

箸の使い方に注意、真夏の焼き肉で食中毒を防ぐ ホントが知りたい食の安全 有路昌彦

2013/8/23

夏は焼き肉のシーズンです。私の家族も焼き肉は好きで、近江牛のよい肉が安く(100gが600円くらい)手に入る「卸し」に近いお肉屋さんに通っています。

夏は牛肉や豚肉の需要が増える(都内のスーパーの肉売り場)

そのお店は家からクルマで1時間くらい離れた近江八幡市の友定町というところにあり、ドライブをかねてでかけます。近江八幡市は古くより近江牛の卸しが集積しています。

さらに15分くらい車を走らせると、「ひとみワイナリー」という秀逸なワインを安く売っているワイナリーがあるので、焼き肉に合うロゼか赤ワインを購入するのが週末の楽しみのひとつです。

子どももこのルートをちゃんと覚えており、近くなると後ろのチャイルドシートから、「今日はお肉食べる~」などとオーダーが飛んできます。

近所の河原を見ても、多くの人がビール片手にバーベキューを楽しんでいて、みんな焼き肉が好きなんだなあと改めて思います。

私も子どもの頃、野外での焼き肉と言えば特別なごちそうで、1回はやらないと夏休みがつまらなくなった気さえするイベントでした。

おそらくみなさんも焼き肉は夏の風物詩としても楽しんでおられるのではないでしょうか。

■菜箸に要注意

ところで、焼き肉を楽しむ「掟」をご存知でしょうか。掟といっても、食品安全上の掟です。一言で言うと、箸の使い方、です。

肉を焼くとき、まず生肉を皿からとって焼き網や鉄板の上にのせます。ひっくり返しながら焼きあがりを待ちます。トングがあればそれに越したことはないのですが、トングのないおうちでは、調理用の菜箸を使うことが多いのではないでしょうか。

最も重要なのは1点。その「生肉を焼き網にのせる箸」と「焼けた肉をとって食べる箸」は別のものでないといけないということです。

そもそも、ビールを飲み、ほろ酔い気分になってくると、自分の使っている割り箸でお肉を焼いてしまうことはないでしょうか。これはもってのほかです。

生肉には高い確率で食中毒原因菌が付着しています。この菌は、焼いてしまえば死滅するので何の問題ありません。しかし、上のように菜箸と分けておかないと、箸が媒体になってあっちこっちに付着し、そのまま口に入れてしまうと生肉を口に入れるのと同じになってしまいます。

フード・レストラン 新着記事

ALL CHANNEL