実はブレがない常識外れの「アウト」な人~アウト×デラックス

一般的な常識から見たら「アウト」とされる人々が大量出演。ミスマッチ感が何とも不思議な、大御所有名人と素人が入り混じってのスタジオトーク。『アウト×デラックス』は、深夜帯で3回、プライム帯の2時間枠で2回の特番を経て、今年4月にレギュラー化された番組だ。「アウト軍団」と名付けられた、いわゆる“選抜メンバー”のレギュラー陣がテーマトークを展開する「大部屋」と、新規ゲストを呼ぶ「小部屋」があり、この2つのセットを、司会の矢部浩之とマツコ・デラックスが行き来する。

アウト人材の発掘のポイントは、当然、人とは違った個性や視点を持っていること。人づてに情報を入手したり、エキストラ会社に協力を仰いで、気になった人にはとにかく会いにいく。総合演出の鈴木善貴氏は、「人間って、本音で生きたらみんなアウト。でも、その本音の部分が面白い。『アウト=グッド』ととらえて、ブレない生き方をしている人に出ていただいています」ときっぱり。

出演者には、「ツイッターがすぐ炎上してしまう芸人」「自分が作った紙芝居を世に広めたい女」など、アウトな部分を端的に表すキャッチが付けられる。出演候補者と面談するときは、キャッチになりそうな要素を探っていく。

「“○○が好きすぎる”だけだと普通なので、そこからアウトな部分があるかどうかを掘り下げます。淡路恵子さんを例にすると、ゲームが好きということに加えて、『ゲームをやりすぎて手が腱鞘(けんしょう)炎になっちゃった』『歩くときにゲームみたいに直角にしか曲がれなくなっちゃった』という話が出てきて、即、出演していただきました」