心も体もラクに「環境ストレス」撃退法

ストレスの原因は、実はあなたの暮らしの中にも潜んでいるのかも。自分の周りの環境をちょっと変えるだけで脳のストレスがグンと減ります。ここでは、住環境、通勤環境、仕事環境の3つのシーンでストレスを撃退する方法を紹介。早速、試してみてください。

私たちは“環境ストレス”に囲まれている!?

私たちが感じているストレスには、人間関係の問題や将来不安などの心理的なストレス以外に、音や明るさ、温度など環境の影響によるストレスがある。

「ストレスが生じるメカニズムは、心理的なストレスも環境によるストレスも同じです」と話すのは、脳科学者の篠原菊紀さん。何かに対して「イヤだな」と感じると、脳の扁桃体(へんとうたい)が興奮し、自律神経のバランスを乱す信号を送るため、胃が痛くなったり眠れなくなったり、疲れが回復しなくなったりする。また、扁桃体が興奮したままだと、脳の働きが鈍って、物事を理解・判断したり人とコミュニケーションを取ったりする、認知機能が低下してしまうという。

さらに、あくびがうつるように、脳には無意識のうちに自分が見たものから行動や感情が影響される性質がある。そのため、ネガティブなものを見ただけでストレスの原因となることも。

「環境ストレスの原因を把握して、取り除いていくことで、いつもよりやる気が出たり、仕事の効率が上がったりする可能性が期待できます」(篠原さん)。環境ストレスの解決法をぜひ参考にしてみて。

1.住環境
生活のベースともいえる自宅にも、ストレスの原因がこんなにたくさん。一つずつNG要素を減らしていこう。

●寝室に朝日が入らない

・どうしてストレスになるの? →朝日を浴びないと体内時計が乱れたままに

・こうして撃退! →明るい蛍光灯の下や日光の当たる部屋へ

朝日を浴びることによって体内時計が規則正しくリセットされて、心も体も活動モードになる。日光の入る部屋で過ごしたり、明るい蛍光灯をつけたりしよう

●クローゼットの中は暗い色の服だらけ

・どうしてストレスになるの? →暗い色はやる気に悪影響

・こうして撃退! →活動的になる赤い色を見よう

暗い色味は、落ち着いた気持ちになる半面、やる気も下がり気味になってしまう。反対に赤系の色はやる気がアップするので、明るい色も身に着けよう