月額半減も視野 チャンス到来「通話料ダイエット」スマホ電話料金半減大作戦(上)

日経パソコン

「LINE電話」「楽天でんわ」、さらに「格安音声SIM」など、通話サービスの選択肢が広がってきた。便利で手放せないが、割高に感じるスマートフォン(スマホ)の料金を削減する大きなチャンスだ。やり方次第では、月々の料金を半減させることも十分可能。その方策を2回にわたって紹介する。

スマホの料金は高い――。そう感じたことはないだろうか。ちょっと長電話をしたら、請求額が1万円を超えてしまった、などという経験をした読者もいるはずだ(図1)。大手携帯電話事業者が提供するスマホの料金プランは、ベースとなる月額料金だけでも7000円近く、さらに30秒当たり20円の通話料が加算される。

図1 スマホの通話料は、固定電話よりも高額だ。うっかり長電話すると、基本料金と合わせて1万円を超える料金になることも。こんな状況の中、通話料を下げるためのサービスがいくつも登場している。自分に最適なサービスの見極めが重要だ

そこで活用したいのが、「LINE電話」「楽天でんわ」「格安音声SIM」といった、低料金で音声通話を提供する新しいサービスだ。1分6.5円と割安で通話できるサービスや、定額料金を払えばかけ放題になるものがある。これらを上手に活用する方法を考えてみよう。

NTTドコモが話し放題プラン

最初に、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルという大手3社の料金を確認してみる(図2)。通話・通信サービスを含む合計の月額料金は5743~6934円だ。NTTドコモは他社よりも安いが、加入者間の無料通話割引がない。

図2 大手携帯電話事業者の一般的なLTEスマホ料金プランの例。合計の月額料金は5743~6934円で、これに加えて30秒当たり20円の通話料金が掛かってしまう
図3 NTTドコモは、2014年6月から新しい料金プランを導入した。図は個人向けプランの例。現在ドコモを利用しているユーザーは、従来プランとかけ放題プランを選択できる(従来プランの選択は2014年8月まで)。通話が定額料金となり、いくら通話しても料金は変わらない。一方で、通話はあまりせず、ネット利用(データ通信)がメインの利用者の場合は、料金が割高になってしまう

各社とも「ファミリー割」などの名称で、家族間の通話が無料になる割引プランを提供するものの、決して安いとは言い難い。

新たな料金プランを打ち出す動きもある。ドコモは、毎月定額料金を払えば話し放題となる新料金プラン「カケホーダイプラン」を2014年6月から導入した(図3)。個人向けプランでは、いくら電話をかけても6500円または8000円の定額で済む。KDDIとソフトバンクも、ドコモ対抗プランを打ち出した。

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