他人への怒りが消える イライラ解消3分ドリル

雑誌『日経WOMAN』の読者アンケートでは「ついイライラしたり、怒ったりしてしまいがちだ」と答えた人が、67.4%にも。あっちを見てイラッ! こっちを見てムカッ。そんなイライラ体質になっていると、心はどんどん疲れていく。ちょっとした意識の転換で、イライラを解消できるスキルを身に付けよう。

「動いている実感」が心を軽くする

日経WOMANが実施した読者アンケートによると、7割近くが日常的に「イライラ」を実感しているという結果がでた。

イライラの原因について、臨床心理士の本多公子さんは「他人の“あり得ない行動”が原因になることが多い」と説明する。自分が「こういうことはしないでほしい」と思っている行動や言動を、他人が平気でやっていることに心が拒否感を抱き、戸惑う。その状態が長く続くと、イライラは膨らんでいく。

そうはいっても、他人の行動はなかなか変わらないもの。「イライラ解消の早道は、自分のものの見方を変えること。イライラの原因を特定し、改善のために少しでもできることはないか探りましょう。行動しないと状況は改善せず、ストレスはたまるばかりです」(本多さん)

イライラの解消方法を考える上で、精神科医の水島広子さんがすすめるのは、「イライラする」を「私は困っている」という言葉に置き換えてみること。「イライラしている状況を『私は困っている』と捉え直すことで、イライラの原因を特定したり、解決に向けて周囲に相談したりしやすくなります」。原因が特定できたら、それによって自分自身が本当に困っているのかを確認し、困っていれば改善に向けて行動しよう。

その際、ポイントは「無理のない小さな行動から始める」こと。「『改善のために動いている』という実感が、心を軽くしてくれますよ」(本多さん)

イライラはこうして生まれる
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