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東京ふしぎ探検隊

遊園地跡・湖畔の廃線… 夏にお薦め「探検隊遺跡」

2013/8/9

向ケ丘遊園の大階段跡。中央にあった花時計はすっかり緑で覆われていた

 子どものころ遊んだ思い出の遊園地、湖畔に残る廃線跡、通勤電車の秘めた過去……。連載中のコラム「東京ふしぎ探検隊」では、歴史が刻まれた場所を数多く取り上げてきた。これまで掲載してきた中から、夏に訪れたいスポットをまとめてみた。

■撤去前にぜひ 向ケ丘遊園「花の大階段」

 ドラえもんなどの展示が人気を集める「川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム」。コンクリートの建物のすぐ隣には、大きな階段がある。手前にはフェンスがあり、通行することはできない。印象的なこの階段は、かつてこの地にあった遊園地「向ケ丘遊園」のシンボル、「花の大階段」だ。

 小田急電鉄が手掛けた向ケ丘遊園は、2002年(平成14年)に閉園した。広大な敷地の一部は藤子・F・不二雄ミュージアムとなり、バラ園は「生田緑地ばら苑」として川崎市が管理している。

地面に埋め込まれたプレート。ここにかつてモノレールの橋脚があったことを示している

 残る部分は長らくそのままになっていたが、ついに再開発されることになった。低層住宅や庭園、緑地などが整備される予定だ。工事に伴い、大階段は2014年10月には取り壊されるという。

 小田急の向ケ丘遊園駅から遊園地前までは、かつてモノレールが走っていた。沿線の風景を覚えている人もいるだろう。橋脚は既に撤去されているが、至る所に痕跡が残っている。以前橋脚があった場所には、小田急がプレートを埋め込んでいるのだ。プレートをたどっていくと、思い出がよみがえるかもしれない。

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