友達申請を制限する
知らない人からの友達申請(リクエスト)が煩わしいなら、リクエストを出せる人を「友達の友達」に制限するとよい。個人情報の取得目的で友達になろうとする悪質ユーザーからの申請もかなり防げる(図13)。
LINEは、利用開始時にスマートフォン内のアドレス帳をアップロードできる。さらに、アドレス帳に登録があれば、自動的に「友だち」に登録する「友だち自動追加」機能もある。友達にする相手を自分で選びたいときは、この機能をオフにしておく(図13)。
Twitterは通常、誰でもフォローできる。自分をフォローする人(フォロワー)を制限したいとなると、設定画面で「ツイートを非公開にする」をチェックするしかない(図14)。これで、他のユーザーがフォローしようとしても、自分が承認しない限り、つながることはない。
【迷惑対策】 「ブロック」の前に試したい「非表示」設定
SNSにはさまざまな利用者がいる。「友達」に登録した相手でも、自分の好みに合わないなどで、投稿を目にしたくない場合がある。
SNSには、友達登録の解除や、迷惑ユーザーとの接触を断つ「ブロック」の機能がある。これらの機能を使っても、相手にそれが通知されることはない。しかし、こちらの情報が一部見られなくなるので、いずれは相手に分かる。
「友達」として登録されていたのに登録解除やブロックをされると、多くの人は気を悪くする。無用な摩擦を防ぎたいなら、特に実生活で付き合いのある相手ほど慎重に対処しよう。
本当に悪意を感じる相手でなければ、「非表示」や「制限リスト」など、相手に知られにくい機能を使うのがお勧めだ(図15、図16)。