自分の行動が筒抜けのワケ どう防ぐ、SNSのトラブル

タグ付けは、「○○さんと一緒にいた」という事実を記すための機能。例えば、集合写真を撮影したときに、そこに写っている人の名前をタグ付けする。これを投稿すると、タグ付けされた人のタイムライン(行動履歴)にも投稿内容や写真が表示される(図4)。

図4 「アカウントは作ったが、情報発信は一切しない」という方針の人でも、その人の「友達」が「タグ付け」機能を使うと、第三者に写真を見られたり、行き先を知られたりする可能性がある
図5 無断でタグ付けされても困らないためには、Facebookの設定画面を開き、「タイムラインとタグ付け」→「自分のタイムラインにコンテンツを追加できるユーザー」→「自分がタグ付けされた……を確認する」の設定を「オン」にする

自分はまったく情報を公開していないつもりでも、友達が「タグ付け」すれば、行動を知られてしまうのだ。例えば、自分が訪問先を伏せていたのに、タグ付けを通じて知られてしまい、トラブルになることもある。

これを避けるには、自分がタグ付けされたときに自動的に通知を受け取る設定にする(図5)。こうしておくと、友達が自分をタグ付けしたとき、Facebookアカウントに「お知らせ」が届く。そこで、自分のタイムラインへの掲載を中止したり、タグ付けを削除したりできる(図6)。

LINEにも、「タイムライン」と同様の機能がある。こちらは、原則として「友だち」までしか公開されないので、無制限に広がる心配は少ない。閲覧できる友達を限定することも可能だ(図7)。

図6 設定後に友達が自分をタグ付けすると、Facebookの「お知らせ」に通知が来る(左上)。次の画面で「隠す」ボタンを押せば、タイムラインには掲載されなくなる(右上)。さらにタグ付けを削除することも可能だ(右)
図7 LINEにも、Facebookの「タイムライン」と同様の機能が2012年8月から加わった。初期設定では、ここに投稿すると全ての「友だち」から見られる可能性がある(左)。アプリの設定画面で「プライバシー設定」→「タイムライン ホーム公開設定」→「公開範囲設定」を選ぶと、タイムラインの公開範囲を「友だち」ごとに設定できる(右)

失言は完全に削除できない

Twitterでは、原則として全てのツイートが公開される。投稿ごとに公開か非公開かを設定することはできない。もし公開すべきでない内容をツイートしてしまったときは、削除するしかない(図8)。

図8 Twitterでは、いったん公開した投稿を後から削除できる。しかし、削除できるのは元の投稿自体と「リツイート」まで。誰かがその投稿を「引用」や「非公式リツイート(RT)」していたら、その内容までは削除できない。また「Togetter」のような、別サービスのまとめサイトに引用されたら、そちらも自動では削除できない
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