Twitterには、気に入ったツイートを自分の友達(フォロワー)に伝える「リツイート」機能がある。自分が発言を削除すると、リツイートされていた発言も同時に消える。ただし、誰かが「引用」機能を使って自分の発言を取り込んだツイートをしていると、元のツイートを削除しても残ってしまう。こちらは個別に連絡して削除してもらうしかない。
【友達申請】 なぜ、「知り合いかも?」と表示されるのか
SNSでは、自分とつながった「友達」をたくさん登録するほど交流が増え、得られる情報も多くなる。それにつれ利用時間が増えるので、SNS側も友達を増やすための機能を充実させている(図9)。よく使われるのが、プロフィールなどからその人の知人を推測する機能だ。
アドレス帳が取り込まれる
Facebookは、自分と関連がありそうな人を「知り合いかも?」として表示する。共通の友達がいたり、出身校、勤務先、年齢などが近かったりする人などが、友達の候補になる(図10)。
このほか、Facebookは利用者の「アドレス帳」も知り合いを推測するのに使う。例えば、スマートフォンで「携帯の電話帳を検索」を実行すると、スマートフォン内のアドレス帳データがFacebookのサーバーに自動的にアップロードされる。パソコンでFacebookを使っている場合でも、「ようこそ」画面の「友達検索ツール」を利用すると、GmailやYahoo!メールのアドレス帳がアップロードされる。
Facebookでは、このアドレス帳データを検索し、自分をアドレス帳に登録している人や、自分の複数の「友達」が登録している人を「知り合いかも?」として表示する(図11、図12)。
Facebookにアップロードされているアドレス帳データは、Web上で確認できる。ここに面識のない人が登録されていると、むやみに自分が紹介されてしまうことにつながるので、削除しておこう。