4時間充電でスマホ40%給電も、携帯型太陽電池テスト防災グッズ「再点検」(2)

防災用品が必要になるのは震災時ばかりではない。記憶に新しいのが、2014年2月に太平洋側を襲った大雪だ。大規模停電、交通網や物流網の寸断で、関東や東北はパニックに陥った。台風、竜巻、津波、土砂崩れ…。日本列島を脅かす自然災害は枚挙にいとまがない。テレビの臨時ニュースで流れる各地の被害の様子は、決して“対岸の火事”ではなく、明日は我が身の可能性もある。備えを万全にしておくためにも、防災グッズを再点検しておこう。連載「防災グッズ『再点検』」の第2回では、「ソーラーバッテリー」8製品の実力を検証した。

災害時にスマートフォン(スマホ)のバッテリーが切れたら一大事だ。電話やメールができないばかりか、インターネットに接続できず、有用な情報源から遮断されてしまう。さらに、地図やLED(発光ダイオード)ライトといった便利なアプリもすべて使えない。これでは、なすすべがない。

そんな事態を避けるために薦められるのが、ソーラーバッテリーだ。普段は通常の外付けバッテリーと同様にUSBで充電して使い、停電など非常時には太陽の光に当てると充電できる。ソーラーパネルが付いているぶん、価格は通常のバッテリーより2~3割高いが、スマホが使える安心感は何物にも替え難い。

写真:2月の晴天下、南向きのベランダにソーラーバッテリー8製品を並べて、朝8時から12時まで太陽光を4時間当てた。その後、iPhone 5sにつないで給電した

パネル大きいほど給電率高く

では、実際に太陽光でどのくらい充電できるのか。ソーラーバッテリーに太陽光を4時間当てて、米アップルのスマホ「iPhone 5s」を何パーセント給電できるのかテストしてみた。測定したのは、パネルとバッテリーが別々になった「セパレート型」と「一体型」の各4製品、合計8製品だ。

結果は、パネルが大きいセパレート型ほど給電率は高かった。トップは、ノルウェーのメーカー、Lifemateのパネル「Apollo1」とバッテリーパック「Power Eagle」の組み合わせで、42%。

容量が6000mAhもあるので、晴天下に丸1日置いておけばiPhoneをフル充電できるほどの電気がバッテリーにたまりそうだ。USBの出力端子を2つ装備し、片方は2.1Aと大きいため、タブレットにも給電できる。

MONO TRENDY連載記事一覧