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安心・安全

扇風機、知っておきたい落とし穴

2011/6/12

■糖尿病の人も気をつけて

風で体温が奪われやすい赤ちゃんは要注意

年齢別では、赤ちゃんに注意が必要だ。体重当たりの体の表面積が大きく、風で体温が奪われやすい。体温の変化が激しく、直接風を当て続けるとすぐに体温が低下してしまう。年配者も体温の調整機能が弱くなっているので配慮したい。持病のある人も気をつけよう。昭和大学病院の三宅康史医師が具体例として挙げるのが、糖尿病を患っている人だ。「体内のインスリンの量が少ないので、細胞の中で熱を作りにくくなり、体温が大きく下がりやすい」という。

では、健康を害しないようにするには、具体的にどのように扇風機を利用すればいいのか。夜に扇風機を使うときは風を長い時間、直接当て続けないことが大原則。風を壁に当てたり、風の強さが自動的に変わるゆらぎ機能や首振り機能を使ったりしよう。タイマーを設定し、午前3時ごろまでに止まるようにするのもいい。

一方、一日の中で気温が最も高くなる昼間は、健康体の人ならば「そんなに心配しなくていい」(石原医師)という。「暑ければ、裸になって直接、扇風機に当たってもいい。当たりすぎて寒いと感じたときスイッチを切れば、問題はない」。真夏日などは熱中症になる恐れの方が強く、むしろ積極的に使った方がいいようだ。夜も暑く感じるようなら、扇風機を無理に止める必要はない。「自分の体と相談しながら、臨機応変に使ってほしい」

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