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職場の知恵

2012/2/13

職場の知恵

【おゆとり後輩】

何度指示しても聞く耳を持たなければ、その後輩が耳を傾ける人に指示してもらおう。

ドン引き発言 「午前はダメと言われたけれど、午後にお菓子食べちゃいけないなんて聞いてません」
 職場の大半の人が、自分の席で作業していたときのことです。新入社員がお菓子を食べているのが見えたので、「勤務時間はお菓子を食べちゃダメよ」と注意しました。そこで返ってきたのがこんな一言。午前中に食べて一回注意されたなら、普通は午後もダメだと気付きますよね(36歳・情報・SE)。
 
華麗にスルー 「お菓子は午前だけではなく、午後も食べてはダメです」
 この後輩はただ屁理屈をこねているだけ。もちろん食べてはいけないと分かっている。新入社員としての甘えからわがままを言いたい心境になっているのかも。そんなときは冷たく、簡潔に言いたいことだけを伝えよう。相手と同じ土俵に立ち、怒り心頭で注意するのはNG。後輩は反抗して同じことを繰り返すことに。
ドン引き発言 「私、ATMを使ったことないから分かりません」
 21歳の新入社員の女性に、「ATMで記帳してきて」と頼んだときのことです。分からないというので、「銀行に入るとここにATMがあって、画面のここを押して…」と説明すると、「はぁ、分かりました」と出かけました。それから1年後、ATMで振り込みしてきてと頼んだら、やっぱり「分かりません」との返答が(33歳・介護・社会福祉士)。
 
華麗にスルー 「ATMはこうやって使うんです」ともう一度冷静に説明する。
 この後輩が発しているメッセージは「あなたには従いたくありません」というもの。使い方を知っているのにわざと言っている可能性も。冷静に対応するのが一番。「これがあなたの仕事だから」と、やらなければならない理由を淡々と説明しよう。それでも言うことを聞かず、目に余るなら、後輩が言うことを聞きそうな先輩や上司を探し、その人から言ってもらう。

この人に聞きました

水希(本名:塚越友子)さん
 心理カウンセラー。東京中央カウンセリング主宰。東京女子大学大学院社会学修士号取得。大手広告代理店、新聞社、テレビ局で報道や広報を担当。その後、銀座でホステスを経てカウンセラーに転身。著書に『昼間は心理カウンセラー 銀座NO.1ホステスの心をつかむ話し方』(こう書房)など。

(日経ウーマン 飯泉梓)

[日経WOMAN2011年6月号の記事を基に再構成]

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