仕事でもPC不要? 検証、「スマホ+タブレット」の仕事力

「スマートフォン(スマホ)やタブレットは、インターネットやメールがラクにできても、仕事ではパソコンにはかなわない」――。そう思い込んでいる人は多いだろう。果たしてこの先入観は正しいのか。スマホやタブレットは、本当に仕事に使えないのか。「パソコン使用禁止」を自らに課し、外出先、打ち合わせ、出張とさまざまなシーンでスマホとタブレットを使い倒してみた。

まず挑戦したのは、ワードやエクセルといった、オフィス文書の作成だ。用意したのは7型タブレットの「iPad mini」(米アップル)。アプリストアから有料、無料の「オフィス互換アプリ」を次々にダウンロードして片っ端から試してみたが、「見た目の再現性が低いもの」「使い勝手が悪いもの」と仕事に使えるレベルには程遠いものばかり。十数種類のアプリを試してみたが、満足いくものはなかった。

編集もできる「スカイドライブ」

突破口は、意外なところにあった。米マイクロソフトが提供する「スカイドライブ」だ。もともとはクラウド上のストレージサービスだったが、iPad miniでアクセスすれば、オフィスファイルの編集が可能になるのだ。

iPad miniでパソコンと同じことがどれだけできるか。いろいろと調べてみると、これまでタブレットの弱点と思い込んでいた部分が次々と覆された。マイクロソフト“純正”のウェブサービスでワードやエクセルを編集できたり、2画面アプリで複数の作業を同時に行えることなどが判明。iPad miniの守備範囲がぐっと広がった

例えばエクセルならグラフの作製はもちろんのこと、関数までも使える。インターフェースのデザインはパソコン版と同じなので改めて操作を覚える必要もない。クラウドサービスのため、無線LANなど通信できる環境が必要にはなるが、これならiPad miniを仕事にも活用できる、と初めて感じた。

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