フード・レストラン

おでかけナビ

養殖マグロ、食卓へ 「近大マグロ」の店が銀座進出

2014/3/1

日本は世界で生産されるマグロ類の約3分の1を消費する。しかし近年は規制が強まり、漁獲量が減少。救世主となり得るのは、増えつつある養殖マグロだ。

近大マグロは筋が全く感じられず、とろけるような食感。卒業証書を添えて提供される。「本マグロと選抜鮮魚のお造り盛り」(2800円)

2013年12月、「近大マグロ」が食べられる養殖魚専門の料理店「近畿大学水産研究所」の2号店が銀座に開業した。近大マグロとは、2002年に世界で初めてクロマグロの完全養殖を成功させた近畿大学水産研究所(和歌山県)が養殖したマグロのことで、松阪牛のような脂身のトロが人気だ。

一方で、近大マグロの稚魚を他社が養殖し、新ブランドとして売り出す動きもある。2013年夏には、近大マグロの稚魚を水産養殖会社ダイニチ(愛媛県)が養殖した「媛ひめマグロ」が登場。高島屋大阪店では歳暮の目玉商品として注目を集めた。「歳暮需要で見込んでいた量の半数が、発売後2週間で売れた」(発売元の「新魚栄」代表取締役・網干貴之氏)という人気の理由は、引き締まった赤身のおいしさ。飼料の脂分を調整し、夏場の4カ月間を、潮流の速い養殖場で泳がせたという。近大マグロというサラブレッドの稚魚が研究所から飛び出し、筋肉質に育ったイメージだ。

フード・レストラン 新着記事

ALL CHANNEL