まずはMNP、ダメなら通話見直し
今の料金体系は同じ携帯電話会社の端末を長く使い続ける人より、MNPを使って携帯電話会社を変えていく人に有利になっている(図9)。このため、携帯メールのアドレスが変わっても問題ない人は、MNPを検討したい。
MNPが難しい人は、抜本的な料金プランの変更は難しいので、音声通話やオプションを見直そう。電話番号も変わってもいいという人や、スマホでは通話しないという人なら「格安SIM」という第3の方法も取れる。月額980円の激安運用も可能だ。
(フリーライター 岩元直久)
[日経PC21特別編集『通信料金まだまだ下がる!』を基に再構成]
[参考]日経PC21 特別編集『通信料金まだまだ下がる!』(2013年7月31日発売)は、スマホやタブレットの通信料金を下げたり、無料で使えるWi-Fiを活用するノウハウなどを紹介。スマホの料金については、料金体系に関する基礎知識からMNP・機種変更で受けられる各種割引サービスの詳細などまで、初心者にも分かりやすく解説している。