美と健康に トクで楽しいエコな屋外フィットネス牛窪恵

そろそろ朝晩の風が「冷たい」と感じる季節。でもちょっと体を動かせば、暖房いらずで自然にぽかぽか。節電もダイエット効果も期待できる秋のスポーツは、女子の皆さんにとっても魅力的ですよね。 「でも、フィットネジムに通っても長続きしなくて」と嘆くエコガールにも朗報!実は最近、大自然の空気や風、波にふれながら体を動かせる、エコな屋外フィットネスが続々登場。体にも地球にもやさしいネイチャースポーツとして話題を呼んでいるんです。

2012年8月、小田急電鉄は、沿線の自然を体験プログラムに取り込んだ「BLUE多摩川アウトドアフィットネス」(以下、BLUE多摩川)をオープンした。

立地するのは、小田急線・和泉多摩川駅(東京都)から徒歩2分の多摩川沿いの高架下。「同駅は、急行列車も止まらない静かな駅だったが、それを逆手にとって自然資源を活かした施設づくりを考えました」と、小田急電鉄・沿線事業部担当者。河川敷の土地をうまく活用しながら、パークヨガやグリーンランニング、ノルディックウォーキングなどの「屋外(アウトドア)プログラム」を楽しめる。会員制で、それぞれ専門インストラクターの指導を仰げるのも特徴だ。

歯科衛生士のA子さん(20代後半)は9月、BLUE多摩川が屋外で行なう「パークヨガ」に惹かれ、会員になった。これまでに通った室内のスポーツジムは長続きしなかったそうだが、「ここなら、多摩川の夕陽を見に来るだけでも癒される。スポーツしない日も、カフェラウンジや屋外デッキで会員の人達とおしゃべりできるから、ふらっと立ち寄れるんです」とのこと。

彼女の言葉どおり、同フィットネスにはコミュニケーションスペースとして利用できるカフェやデッキ、多摩川の風を感じながらクライミングを楽しめる屋外型のボルダリング施設などがあり、スポーツしない日でも気軽に立ち寄ることができる。「エコや自然に関心が高い女性も多いから、毎回スポーツ以外のことでも刺激になる。私のサードプレイス(第三の居場所)って感じです」と笑う。

一方、2年前から神奈川の「BEACH葉山 アウトドアフィットネスクラブ」(以下、「BEACH葉山」)に通うのは、派遣社員のB子さん(30代前半)。同クラブは、自然とふれあう屋外フィットネスの草分け。2007年に相模湾に面した県立葉山公園と葉山御用邸の隣接地に開業した。古民家を改築したクラブハウスも、エコで味のある造りだ。

B子さんが「BEACH葉山」の屋外フィットネスに興味をもったのも、やはりアウトドアで行なうヨガがきっかけだった。だがその後、友達に誘われて「スタンドアップパドル」に挑戦。波に浮かべたパドルでゆっくり立ち漕ぎするスポーツで、以前はその存在さえ知らなかったが「いまはすっかりハマってます」と話す。

「波に浮かんでるうちに、いつの間にか蒼く広々した海と一体になっている自分がいる。仕事やプライベートで「嫌だな」と思っていたことも、全部「ちっぽけなこと」に思えてきて、気分が晴れ晴れするんです」(B子さん)

BEACH葉山は、ほかにも水辺で楽しめるカヌーやサーフィン、緑の芝生を踏みしめて行なう太極拳など、数十種類のプログラムを有する。エコな空気と大自然に囲まれ、開放感を感じるながら美容と健康を追求できるのが大きな魅力だ。

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