4位の嵐も78万人を動員。90万枚超の売り上げを誇るアルバム『POPCORN』のツアーが今年の1月まで行われた。ツアーを収めたDVDも初週売り上げ58万枚と絶好調。例年国立競技場で行われている「アラフェス」の開催により、動員数ランキングの順位をさらに押し上げることになりそうだ。

5位はBIGBANG。11月からの6大ドームツアーで71万人を見込んでいる。またこの春、リーダーのG-DRAGONは韓国人ソロ史上初のドームツアーを行い36万人を動員。17位にランクインした。

欧米アーティストに取って代わる韓国勢

海外のアーティストに目を向けると、欧米アーティストランキング1位はバックストリート・ボーイズ。デビュー20周年を記念して、全国6都市10公演の大きなアリーナツアーを行う。以下2位はヴァン・ヘイレン、3位Museと続く。

90年代初頭、ザ・ローリング・ストーンズが東京ドーム10日間公演を行っていた時代に比べると、最近の欧米アーティストの日本でのツアー活動はやや寂しい。

ただ、5位のザ・ベンチャーズのように毎年ロングツアーを行う猛者もいる。来日回数は65回を数え、日本での通算公演数も2600回を超えている。

欧米アーティストに代わって台頭しているのが韓国勢。K-POPランキングを見ると、特徴として少ない公演数で多くの動員を実現していることがあげられる。ドーム公演を複数回行うグループが数多く見られ、現在のK-POP人気を表している。

国内女性アイドルランキング1位はAKB48。今や不動の国民的アイドルだ。

2位にはももいろクローバーZがランクイン。5月末の横浜アリーナ公演では3日間で5ステージを行った。元気いっぱいの彼女たちらしく、大車輪の活躍ぶりだ。

50歳以上のアーティストを対象にした、オーバー50動員ランキングで1位に輝いたのはさだまさし。23万人を動員する予定だ。長年の努力が実り、7月17日の武道館公演で通算公演数4000回という偉業も達成する。

2位の矢沢永吉は、今年も12月から武道館5デイズが控えている。武道館最多公演数122回という記録の持ち主でもある。

3位にランクインした松田聖子は8公演ながら、さいたまスーパーアリーナなど集客力のある会場で13万人の動員を予定している。

部門別の動員数を見ると、アイドルとK-POPは、いま確実に動員が見込めるライブとして安定した人気が見てとれる。そして50歳以上のアーティストたちも年間を通してライブを行い、高い動員力を示している。

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アイドルの劇場公演が公演数増加の一因
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