WOMAN SMART

ビューティー

放っておくと重症化「手あれスパイラル」にご用心

2014/2/11

2.手あれスパイラルを断ち切るハンドケア

■ハンドクリームの塗り方を見直す

症状に合ったハンドクリームを選んだうえで、効果を最大限に得るためには、塗るタイミングや塗り方も大切だ。血行がよくなり、皮膚がやわらかくなる入浴後は特に効果的。入浴後から就寝前のリラックスタイムにハンドケアを取り入れよう。

「ひどい症状を改善させるためには、最初の3日間は特にクリームの量を意識してください」と野村氏はすすめる。人差し指の第一関節分(約2グラム)を両手に塗り、気になる部分には重ねづけをする。普段使っている量よりも、たっぷりつけると思ったほうがよさそうだ。症状が改善されれば、その後はいつも通りの使用量でよい。手袋をつけて寝れば、べたつきが気にならず、浸透も高まるため、寝ながら集中ケアができ、効果を実感できる。

また、ハンドクリームを塗る際、同時にマッサージをすると、さらに効果的。ハンドクリームの効果を高めるだけでなく、末端の血行改善や冷えの予防にもつながる。

3.手あれスパイラルを断ち切るハンドケア

■意外な盲点? 手の洗い方

間違った手の洗い方が、手あれの原因となっていることもある。寒いとつい熱いお湯を使いたくなるが、長時間お湯に肌をさらしていると、皮脂が奪われて乾燥を招く。手を洗うときはぬるま湯で洗い、ゴシゴシとこすりすぎないように。また、お湯を使うときは手袋をするのもよい。

公共のトイレなどに設置されているハンドドライヤーは便利だが、指先を乾燥させすぎてしまう傾向にあるため、手あれに悩んでいる人は使わないほうがよいだろう。手洗い後、髪や服で手を拭くのはもってのほか。自然乾燥は水気が蒸発する際に肌の水分や皮脂を奪うので、清潔なハンカチやハンドタオルを持ち歩き、速やかに水気をしっかり拭き取ることが、かさつきを防ぐことにつながる。

寒い時期の手洗いのポイント
・ぬるま湯で洗い、こすりすぎない
・爪の周りや指の間などを忘れずに石けんで洗う
・ハンドドライヤーは使わない
・手洗い後、髪や服で手を拭かない
・清潔なハンカチ、ハンドタオルを持ち歩く

保湿や手の洗い方など、ちょっとした日常の行動を意識することで、手あれスパイラルは予防できる。乾燥が気になったら、早めのケアを心がけよう。

この人に聞きました

野村有子さん
医学博士。野村皮膚科医院院長。慶応義塾大学医学部卒。横浜市に開業した医院には最新の肌診断機器を導入し、アトピー性皮膚炎患者専用モデルルーム、アレルギー対応カフェも併設。アトピー性皮膚炎や乾燥性湿疹を中心に、男女を問わず幅広い年代の皮膚疾患の診断・治療を行い、わかりやすい丁寧な指導が評判。

(ライター 塚越小枝子)

[nikkei WOMAN Online2014年1月27日付記事を基に再構成]

WOMAN SMART 新着記事

WOMAN SMART 注目トピックス
日経DUAL
医療保険 「マストではない」理由をFPが解説
日経doors
嫌よ嫌よはマジで嫌 NOも言えない、こんな世の中じ
日経ARIA
40代からの歯科矯正はあり? 失敗しない歯科医選び
日経DUAL
手軽なツールSNS 疲れずに仕事人脈をつくるコツ
ALL CHANNEL