お笑いネタ見せ番組が終了、芸人たちはどこへ?テレビ新番組秋の陣(3)日経エンタテインメント!

2010年10月期のバラエティー枠には、大きな動きが起きた。一時は20%近い高視聴率を連発した日本テレビ(日テレ)系の『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。』が秋を待たずに終幕。また、フジテレビ(フジ)の『爆笑レッドカーペット』と『爆笑レッドシアター』が終了。先に終了した『エンタの神様』(日テレ系)などと合わせ、芸能人のネタ見せで盛り上がったお笑いブームも一段落ついた形になった。

今期の各局でスタートする番組には、「ネタ見せ」番組に続くヒット番組の鉱脈探しのような流れも見受けられる。

一つは、お笑い芸人の「体当たりロケ」。フジの土曜19時『(株)世界衝撃映像社』は、芸人がディレクターとなり、世界各地で体を張って衝撃的な映像を撮ってくるというもの。7月に『土曜プレミアム』枠で特番が放送され、15.1%の高視聴率を記録した。世界を舞台に、芸人が体当たりロケを敢行し、驚きの映像を撮ってくる『世界の果てまでイッテQ!』(日テレ系)も好調。今後、芸人の体当たり企画が増えてくる可能性は高い。

芸人がグループ対抗で多彩な種目に挑戦する『G★ウォーズ』(フジ系)や、ドッキリを仕掛ける『爆問パニックフェイス!』(TBS系)も、それぞれ体を張っている。爆笑問題も『お願い!ランキングGOLD』(テレビ朝日系)で“ちょい足しランキング”などを自ら体験。今後の芸人の新活躍ジャンルとして期待がかかる。

深夜は芸人の「旅もの」が旬

各局が将来の看板番組を開発する枠と位置づけてる深夜には、「旅もの」バラエティーが並んだ。

日テレ系の『東野・岡村の旅猿』は、東野幸治と、休養中の岡村隆史に代わる芸能人が、行き当たりばったりの旅に出る。ほか、芸人が旅行の土産話を映像とともに披露する『地球のしゃべり方』(TBS系)、若手芸人たちが女性ゲストを満足させるためのバスツアーを提案する『JAPANロッケフェスティバル』(フジ系)もスタートした。どれも、旅の途中で遭遇するハプニングを、芸人ならではのリアクションや突っ込みで見せる。

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