指3本使いで美白肌に「シミ消しUVケア」

日差しが強まると、シミに大敵な紫外線も急増する。この季節の美白は、UVカットこそが基本。ところが日焼け止め(サンスクリーン)の塗り方を間違えて防御効果を半減させている人も多い。そこでUVカットを再点検。専門家への取材で判明したのは「指3本塗り」が抜群の効果を持つという新事実。シミが気になり始めた人、肌を白くしたい人、必見です。

「夏になるとシミが目立つ」──そんな人は、日差しが強まる5月から防御効果の高いサンスクリーン剤を上手に使って、シミを濃くすることなく、「シミ消し肌」を目指そう。

写真:鈴木希代江、ヘア&メイク:渡辺真由美(GON.)、スタイリング:椎野糸子、モデル:島村まみ

紫外線の肌への影響に詳しい神戸大学の市橋正光名誉教授は「美白の基本はサンスクリーン剤」と断言する。「シミは表皮の角化細胞の遺伝子が傷ついた状態。紫外線が刺激となり傷つき変性した角化細胞の遺伝子がシミのもととなるメラニンを作るよう指令を出し続けシミができる」(市橋名誉教授)。この指令を食い止める役目を担うのがサンスクリーン剤というわけだ。

塗り方や商品選びもUV防御力に影響。UV-A、Bともに最高防御レベルの商品が軒並み登場するなか、UVカット成分の配合量を単に高めるのではなく、皮膚表面に成分の粒子がすき間なく均一にならぶ技術が向上し、各社商品とも防御効果が高まっている。今や、正しい塗り方を覚えて“ムラづき”をいかに防ぐかがカギ。最新UVケアで、“シミ消し”を始めよう!

~「シミ消しUVケア」3つのルール~

【ルール1】両手でつける「拝み塗り」はNG 指3本で「適量」を「均一」に塗布

サンスクリーン剤を両手のひらで合わせて顔に塗布すると? 「容器から出した量の約半分が手のひらに残り、顔には適量から程遠いわずかの量しかつかず、ムラづきにもなりやすい」(ニュー上田クリニック 上田由紀子院長)

【ルール2】美白の基本は「サンスクリーン剤」

「シミは表皮の角化細胞の遺伝子が傷ついた状態。紫外線の刺激を受けると傷ついた角化細胞の遺伝子がシミのもととなるメラニンを作れ! と指令を出し続ける」(市橋名誉教授)。その指令を食い止めるのが急務。

【ルール3】「PA++++」の商品をできれば選ぶ

UV-A防御効果の程度を段階で示すPAの区分が3段階から4段階に改定、より防御効果の高い商品を選べるように。「子どものときからすでに大量の紫外線を浴びてきた30歳以降の人は、日常でも最高防御レベルを使って」(市橋名誉教授)

同じSPFでも「PA++++」と「PA+++」では差が
UV-A防御効果が異なる2つのサンスクリーン剤を塗布し、同量の紫外線を照射したところ、同じSPF50+でもPA+++には黒化が顕著に見られ、PA++++との防御力の違いが明らかになった(左写真データ:日本ロレアル)
次のページ
紫外線を侵入させない 指3本塗りUVカット