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富士登山のワナ 初心者が注意すべき3つのポイント

2013/7/6

登山ブームの勢いが止まらない。現在の日本の登山人口は約500万人で、これは日本人の約25人に1人が、年に1回は登山をしている計算になるという。人気ナンバーワンはもちろん富士山で、富士登山にチャレンジする人も年々増えている。環境省が調べた富士山8合目における全登山者数は2005年には20万人程度だったが、2012年は約31.9万人で、前年より約2.5万人増加している。富士山の世界遺産登録が決まった2013年、その数が飛躍的に増えるのは確実だ。

ヘリコプターから見た富士山。噴火したときの宝永火口がくっきりと分かる(2013年5月17日)

一方で、ブームに乗って気軽にトライする初心者が危険な目に遭うケースが増えるのではないかという懸念も大きい。従来、登山愛好家は所属する山岳会を通じてスキルやノウハウを身につけてきた。しかし近年、山岳会に所属しない登山愛好家が増え、充分な装備や知識のないまま山に挑戦するケースが増えている。その結果、山での遭難件数も増え、2011年の山岳遭難件数は10年前より35%も増加しているという(警視庁生活安全局地域課発表のデータ)。

こうした状況を改善すべく2013年4月から、スポーツ用品メーカーのミズノが開講しているのが、登山初心者に向けた「ミズノアウトドアスクール」。ミズノといえばスポーツウェアのイメージが強いが、登山用の肌着やレインスーツが好調で、登山業界で売り上げ4位、シェア7%を占めているという。同スクール校長で、登山家でありトップ登山ガイドでもある大蔵喜福氏に、初心者が富士登山にチャレンジする場合の注意を聞いた。

■富士登山は初心者でも難しくない

「富士登山は準備を十分に整え万全の注意をすれば、初心者でも難しくはありません。でも準備が不十分だったり無理をしたりすると、体力のある大人でも遭難することがあります」(大蔵氏)。

富士山の登山シーズンは7月から9月の1週まで。これは9月の2週目にはもう初雪が降るためだ。どのような点に注意をすれば危険を冒さず、初心者が安全に富士登山を楽めるのか。「これだけは守ってほしい」と大蔵氏が強調する、重要な“3大原則”を聞いた。

ミズノアウトドアスクールによる装備品リスト

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