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「四大固定費」を減らす8つの節約技

2012/8/8

「お金がたまる家」になるために、大胆な節約を実現して、ムダのない家計を実現させたい――。そう思ったときには、何から手をつけたらいいのでしょうか。まず減らすべきなのは、住宅や自動車、保険、通信費という「四大固定費」です。そのための8つの技を今回は解説します。

「実行するのがつらい節約はしない方がいい」と語るのは、フライフ・アレンジメントの小山信康さん。「こまめに電気を消す」「スーパーの総菜は閉店前の半額になってから購入」など、多くの人にイメージしやすい「変動費を減らす」節約術は、毎日の努力を続けることが必要。「つらいことを無理して続け、ストレスで別の浪費に走ってしまっては意味がない」(小山さん)。また、細かい変動費を減らしても、節約の絶対額はあまり大きくないことが多い。

むしろ率先して手を着けるべきは、住宅関連費用や保険料といった大型固定費の削減。これらは一度見直しを行うだけで長期間効果が続き、合計で数百万円、数千万円といった単位でコストを減らせる。そこで今回は、「住宅」「自動車」「保険」「通信」という四大固定費に焦点を絞り、抜本的な減らし方を指南する(図1)。

図1 まずは「住宅」「自動車」「保険」「通信費」の四大固定費を削減しよう

家計で大きな比率を占める固定費には、他に子供の教育費もあるが、ここは子供の将来に関わる大事な「投資」。よほど厳しい状況でない限り、率先して削るべき項目ではない。 まず減らすべきは四大固定費だ。

では、どのように固定費を減らせばいいのか。項目別に具体策を紹介しよう。

【自動車】本当にマイカーは必要か

保有するだけで維持コストがかかり続けるのが自動車だ。まずは、「保有しない生活は可能か」を考えよう。

■技その1:中古車レンタカーを利用すれば1日3000円程度

図2 マイカー保有の年間コストの例(注:レンタカーはニッポンレンタカーでカローラを借りた場合)

自動車は一見必要に思えても、まずは「保有しない生活」を考えるのが節約の第一歩だ。ファイナンシャル・プランナーの平野泰嗣さんの大まかな試算によると、200万円の自動車に10年乗る場合、1年当たりの購入費を含む年間コストは50万円近くに達する(図2)。駐車場コストのかさむ都心部なら、さらに跳ね上がるケースも多いだろう。

これに対し、もしレンタカーを年間20日借り、他にタクシー(1回1500円)を年60回使ったとしても、年間コストは約24万円。これだけ頻繁に使えれば、多くの人にとって自動車が必要なシーンは十分カバーできるだろう。年間24万円が節約でき、20年間続ければ総額480万円に達する。

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