スマホ激安通話、音質徹底比較 ベストは「Gコール」

続いて音声品質では、回線交換型の「Gコール」と、050番号の「050plus」が固定電話並みの指標となる「R値」が80を超えてトップ。注目は、Wi-Fi環境での「FaceTimeオーディオ」だ。帯域が広いWi-Fiでは、他のサービスもR値で80超が続出したが、FaceTimeはそれを大きく上回る値をたたき出した。

「他のIP電話と違い、端末、OS、アプリすべてが自社製。トータルで最適化しているため、ノイズを抑えてベストな音質で通話できる」(アップル)という。ただし電波状態が悪い場所では音質は下がる。

通話品質は「R値」で比べた。R値は遅延時間に加えエコーや雑音の大きさなど複数の項目で算出する。テストで使った音声データは周波数8kHz、16ビット、8秒のWAV ファイルだ。LTE(3G)で050 plusとG-Callが固定電話の音質である80超え。Wi-FiではFaceTimeが抜群の高品質だった。なお、回線交換型の楽天でんわとG-CallはWi-Fi接続ができないため、Wi-Fi使用時のグラフはない。FaceTimeオーディオの測定だけはiPhone 5s(ソフトバンクモバイル)を使用した

LINEのアプリ間通話は、音質でも振るわなかった。「ユーザーには音質が良い点が評価されている」(LINE)というが、今後、通信環境に合わせて送信レートを自動で切り替えるようにして遅延を改善する予定という。

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