続いて音声品質では、回線交換型の「Gコール」と、050番号の「050plus」が固定電話並みの指標となる「R値」が80を超えてトップ。注目は、Wi-Fi環境での「FaceTimeオーディオ」だ。帯域が広いWi-Fiでは、他のサービスもR値で80超が続出したが、FaceTimeはそれを大きく上回る値をたたき出した。
「他のIP電話と違い、端末、OS、アプリすべてが自社製。トータルで最適化しているため、ノイズを抑えてベストな音質で通話できる」(アップル)という。ただし電波状態が悪い場所では音質は下がる。
LINEのアプリ間通話は、音質でも振るわなかった。「ユーザーには音質が良い点が評価されている」(LINE)というが、今後、通信環境に合わせて送信レートを自動で切り替えるようにして遅延を改善する予定という。