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スリ、不当な料金請求、テロ… 海外で突発的なトラブルに遭ったら 日経おとなのOFF

2012/4/4

荷物が届かない、パスポートを盗まれた、大けがをした…、旅先の緊急事態への対策を旅の達人に聞いた本シリーズ。シリーズ3回目の今回は盗難や不当な料金請求、テロや地震などの突発的なトラブルの対策です。

■スリの被害に遭って、パスポートや帰りの航空券を盗まれた

被害に遭ったら、まずは現地の最寄りの警察に行って盗難紛失届出証の交付を受ける必要があります。これは、自分の過失でパスポートや航空券をなくした場合も同様です。

パスポートの場合はさらに、日本大使館または総領事館へ赴き、窓口で一般旅券再発行申請書2通をもらって記入し、先の盗難紛失届出証に加えてパスポート用の写真2枚、紛失したパスポートの旅券番号・発行年月日・発行地などを添えて、再発行の申請をすることになります。

再発行には早くて1~2日、週末をはさむと3~4日かかります。国内と同程度の再発行料を現地通貨で支払う必要がありますし、手続きが煩雑なため、語学が堪能でない人は現地の通訳を雇うことになるなど、予定外の出費も覚悟しなければなりません。パックツアーに参加していたため帰りの航空券が無事だったとしても、パスポートの再発行が帰国の日に間に合わなければ、自己負担で帰る羽目に……。

パスポート紛失が帰国の当日や前日だった場合は、再発行を待たなくても在外公館で「帰国のための渡航書」を即日発行してもらえます。ただし、これはあくまで緊急処置なので、帰国便が第三国経由の場合は、その第三国から入出国を拒否されるリスクがあります。 一方、航空券を紛失した場合は前述の盗難紛失届出証を受け取り、航空券を発行した航空会社に紛失の届け出をします。届け出には、航空会社所定の航空券紛失届となくした航空券の旅客名・旅券番号・紛失航空券番号・支払い手段などが必要です。

結果として、代替航空券を発行してくれる場合もありますが、新たに航空券を購入させられることも。対応は航空会社によってさまざまです。普通航空券だから必ず代替航空券がもらえるとか、格安航空券だから新たに購入させられるなどとは限りません。

出発の際はまさか自分がそんな目に遭うとは思わないでしょうが、「パスポートの顔写真の貼ってあるページと、航空券はコピーを持参したほうがいいでしょう」(大手旅行会社添乗員)。パスポートのコピーは、ブランドショップなどでタックスリファンドの手続きをする際にも役立ちます。「お店でいちいちパスポートの現物を出すのは無用心。ルイ・ヴィトンやブルガリなど一部のブランドショップを除けば、コピーで代用できますよ」(同)。

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