生活リズムを整えて眠りの質をアップアンチエイジング睡眠術(1)日経ヘルス プルミエ

疲れを解消するには、質の良い睡眠をとるのが一番。というのも、寝ている間に様々なホルモンが分泌されて体を修復しているからです。けれども、夜型生活に偏った生活をしていると、良い睡眠のためのリズムが崩れがち。本連載では3回にわたって、アンチエイジングに不可欠な、快眠のための生活習慣とメソッドを紹介します。

密接につながる「疲労」と「睡眠」

あなたが疲れを感じるのは、どんなときでしょうか? 日経ヘルス プルミエが40代50代の女性を対象に本誌が実施したアンケートでは、「朝スッキリ起きられず、だるい」「昼間に眠気を感じる」「寝付けない」といった項目が、上位を占めています。疲労の実感は睡眠の良しあしと大きく関わっています。実際に疲労解消のためには、質の良い眠りが欠かせないのです。

睡眠の役割としてまず思い浮かぶのは、脳の休息でしょう。しかし、そればかりではありません。「体内時計の働きにより、睡眠時には体の中のホルモンバランスが大きく変化します。例えば、睡眠ホルモンであるメラトニンや成長ホルモンなどの分泌が高まり、活性酸素などで酸化されて傷ついた細胞を修復します」と睡眠に詳しい大阪大学保健センター教授の杉田義郎さん。

睡眠は大切ですが、40代、50代では効果的な睡眠がとれていないこともしばしば。なぜなら睡眠には自律神経の働きが大きく関わっているからです。