フランス料理の神髄に触れる食を愉しむ旅(6)ナショナル ジオグラフィック日本版

ナショナル ジオグラフィックが提案する世界の食を愉しむ旅を紹介する本シリーズ。今回は食の都・パリで料理学校「ル・コルドン・ブルー」体験と、ミシュランの3つ星レストランを訪ねる。まさにフランス料理の神髄に触れる旅をお届けします。

~フランス 名門コルドン・ブルーで腕を磨く~

生徒の料理を細かくチェックする講師。細部へのこだわりがコルドン・ブルーの流儀だ(c)Le Cordon Bleu International

世界で最も有名な料理学校で学ぶのは、未来の料理長だけではない。一般の人でも参加できる短期コースが用意されている。

パリ左岸の閑静な通りにある料理学校、「ル・コルドン・ブルー・アカデミー・ダール・キュリネール」。この伝統あるフランス料理の殿堂では、肉や魚の調理法からペストリーの作り方まで、幅広い分野で腕を磨きたいと願う料理愛好家たちのために、1~4日のコースを開いている。授業はすべてフランス語で行われ、英語の通訳がつく。

教室は、専門の設備を備えた厨房だ。まずシェフによる実演が行われる。天井には鏡が設置してあり、シェフの手元もつぶさに観察できる。続いて、最高級の食材を使って実習が始まる。

コルドン・ブルーは、熟練の技と専門技術を広く世に伝えることを使命としてきた。設立は1895年。校名は、豪華な晩餐で知られる聖霊騎士団の騎士が肩からかけていた青い飾りひも(コルドン)に由来する。

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