大人の「LINE」入門 安全に使うための心得SNS再入門(後編)

世界中で億単位のユーザーがいるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)。便利に使っているユーザーは多く、中には「SNSを始めたらメールの使用頻度が激減した」という人もいる。半面、SNSによるトラブルや、「友達が多すぎて読むのが大変」といった理由でやめてしまう人がいるのも事実だ。そうした失敗を避けるには、安全に効率良く使いこなす方法を覚えるのが一番だ。連載「SNS再入門」の後編は、若い世代を中心にユーザー数を急速に伸ばしている「LINE(ライン)」の基礎と、トラブルに遭わないための安全な使い方などを紹介する。

LINEの特徴は、自分が登録した「友だち」としか交流できないことだ(図1)。LINEマーケティングコミュニケーション室PRチームの金子智美氏も「LINEはメールや電話でのコミュニケーションを置き換えるもので、知らない人ともつながれる従来のSNSとは用途が異なる」と語る。

図1 LINEの特徴

直接知っている人としか「友だち」にならないのであれば、LINEはかなり安全なツールだ。しかし、赤の他人とうっかりつながってしまう可能性はある。その原因が、「友だち自動追加」の機能だ。これは、スマートフォン(スマホ)の電話帳機能に登録された電話番号を基にして、「友だち」を自動的に増やす機能で、会員登録時の初期設定では有効になっている。

この機能をオンにすると、スマホに登録した電話帳と、自分の電話番号がLINEのサーバーに自動でアップロードされる(図2)。自分の電話帳に登録されたLINEユーザーがいれば、自動的に「友だち」になる。同様に、相手がこちらの電話番号を電話帳に登録していれば、相手の「友だち」リストに自分が自動的に登録されるとともに、LINEを利用していることを知られてしまう。

図2 LINEには、スマホ内の電話帳機能に登録した電話番号で「友だち」を探す機能がある。設定によっては、「友だち」が自動的にどんどん増える

知らない人が「友だち」に

特に問題になるのは、最近携帯電話の電話番号を変更した人だ。携帯電話の番号は、解約後数カ月たつと別の端末で使われる。つまり、最近新たに契約した人の電話番号は、数カ月前に別の人が使っていた可能性が高い。

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IDは電話番号並みに重要
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