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スマホに自由を 「SIMロックフリー」じわり浸透

2013/5/11

特定の携帯電話事業者に限定されず、各社の通信サービスや通話(電話)サービスを自由に組み合わせて利用できる「SIMロックフリー」対応スマートフォン(スマホ)やタブレットが、国内でも入手しやすくなってきた。

図1 NECビッグローブが2013年3月28日に提供を開始した「ほぼスマホ」。SIMロックフリーの本体と、データ通信サービス、IP電話サービスを一括提供することで、携帯電話事業者が提供しているスマホとほぼ同等の機能を実現した

NECビッグローブは2013年3月28日、スマホとデータ通信サービス、通話サービスをセットにした「ほぼスマホ」の販売を開始した。スマホ本体には、NECカシオモバイルコミュニケーションズ製の「MEDIAS NE-202」を採用する(図1)。

このサービス向けに用意されたSIM(シム、Subscriber Identity Module)ロックフリーの端末である。これにNECビッグローブが提供するSIMカードを挿し込んで利用する。携帯電話事業者が販売する一般のスマホと“ほぼ”同様の機能が使えるという。

台湾のエイスーステック・コンピューターや日本のMobile In Styleなども、SIMロックフリーに対応したスマホやタブレットを販売している(図2)。米グーグルの「Nexus 7」のような売れ筋のタブレットにも、2013年2月にSIMロックフリー版が登場。直販サイトや家電量販店で購入できる。

図2 国内で購入できるSIMロックフリーのスマホやタブレットが増えてきた。直販サイトや家電量販店で購入できる

■スマホをできるだけ安く使いたい人向け

これらの端末での利用を想定した、低料金の通信サービスや通話サービスも充実してきた。NECビッグローブをはじめ、ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)、インターネットイニシアティブ(IIJ)、エキサイト、日本通信などが、SIMカード付きのデータ通信サービスを提供している。

2013年4月8日には、NTTコミュニケーションズが「OCNモバイルエントリーd LTE 980」を開始。1日30MBまで月額980円で、下り最大毎秒112.5Mビット(bps)が可能なデータ通信サービスだ。

月額料金をできるだけ低く抑えながらスマホを使いたいユーザーにとっては、有力な選択肢になる。“2年しばり”のような契約期間の制約がないサービスメニューを提供する事業者もある。

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