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手入れしすぎはNG 理想の眉に近づけるコツ

トレンドは薄く太め

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NIKKEI STYLE

女性の眉はライフスタイルや世相を投影する。濃く太くなったり細く弓状になったりして、メークの中でもはやり廃りが特に激しく、景気と連動しているという説もある。毎日描くものであり、筆の使い方次第で簡単に顔の印象も変わる。トレンドを上手に取りいれ、新しい自分の表情を楽しんでみてはいかが?

まずは鏡で自分の顔をみてみよう。眉毛が多い人、抜いて薄くなった人など様々だが、理想の形は眉頭が目頭の真上、眉尻は小鼻と目尻を結んだ延長上にある。今年は"ふんわりと太め"を目指したい。女優でいうなら、篠原涼子さん、武井咲さんがお手本だ。

資生堂ビューティートップスペシャリストの岡元美也子さんに描き方のコツを教わった。用意するものは眉用のパウダー(3色入り)と明るいブラウンの眉マスカラ。

「パウダーに内蔵されたブラシの幅が目安になる」。初めて太眉を描くときは、どのくらい太くすればいいか戸惑う人が多い。パウダーに内蔵されたブラシの幅は、ちょうど日本人の顔に合いやすいよう計算されている。眉毛に垂直にあてて少しずつ引くと、程よい太さになる。

ポイントは太くても自然な印象に仕上げること。眉頭にかけては色を段々薄めに、毛がまばらなところは濃いパウダーで毛を植えるように少しずつ補う。最後に髪色よりやや明るめの眉マスカラで毛並みを整える。

自分にどんな化粧が似合うかを客観的に判断するのは意外と難しい。専門家に一度みてもらうのもおすすめだ。眉毛サロンのエサージュ銀座店(東京都中央区)では一人ひとりの顔の骨格、雰囲気や希望に応じて似合う眉毛を教えてくれる。1回6300円。10代から80代まで幅広い年代が来店し、4割が男性だ。

アイブロウリストの吉崎千恵さんによると、似合う眉に近づけるには「お手入れをしすぎないこと」が最重要という。眉を短く切ったり、抜きすぎたりすると老けた印象になりやすい。こまめに手入れしている人こそ「まずは2~3週間伸ばしてみる」。化粧で眉を描いた後に、理想のラインから、はみ出る毛だけを切るようにする。地毛がふさふさしていると若々しいイメージになるほか「すっぴんになってもギャップが少なく、美人のままでいやすい」。

流行の形、景気を映す

眉毛の歴史を見ると、日本経済との不思議な相関関係が浮き彫りになる。美容史に詳しいカネボウ化粧品美容研究所の原島麻由美さんによると、戦後からの復興ムード一色だった1950年代は、眉山が角張った太く濃い眉が主流。逆境に負けない芯の強い女性が必要とされた時代だった。

高度成長期を経てオイルショックなどがあった70年代前半の眉は限りなく細い。西洋人への憧れが一番強い時代だった。つけまつげ、多色使いのアイシャドーなど目元を強調することに重点が置かれ、眉は極細でかよわい印象だった。

そしてバブル時代。株価上昇と足並みを合わせるように、眉はじわじわ太く、濃く、男性的になっていく。80年代前半は「史上、最も強く、しっかりした眉」(原島さん)。強くかっこよくりりしい女性が理想とされ、浅野温子、ゆう子の"W浅野"が大人気だった。

バブルが崩壊した90年代からは細眉の全盛期。安室奈美恵や飯島直子のような細いアーチ状の眉にするため、多くの女性が眉毛を抜いた。ちなみに、その頃に抜きすぎて、今も眉毛が生えてこない人がいる。今後、細眉が再流行したとしても抜かない方がいい。ハサミで切る、もしくはコンシーラーで色を消すことがおすすめだ。

太さが戻ってきたのは2010年代。韓流ブームの影響もあり、薄い茶色で、やや太めの眉が広がりつつある。

過去を振り返ると、眉は好景気の上り坂で太くなり、下り坂では細くなる傾向が見て取れる。偶然の一致とはいえ「女性は時代の雰囲気を感じ取り、その気分が化粧にも表れる」(資生堂の岡元さん)。

さて、今後の眉はどうなるのだろうか。メークの流行を予想している資生堂、カネボウ両社は「太眉の傾向はまだしばらく続く」と予想する。(佐々木たくみ)

[日経プラスワン2013年5月11日付]

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