台所用品節約、茶殻やコーヒーかすで 再利用品をあれこれ活用

台所用品や衛生用品など、普段の生活に欠かせない日用品。再利用や代用など、ちょっとした工夫でも積み重ねれば家計の節約につながる。「日経生活モニター」に登録する読者を対象に日用品代に関するアンケート調査を実施したところ、何らかの節約術を実践しているとの回答は5割を超えた(51.7%)。

寄せられた中で目立ったのが、本来の目的で使い終わった物を再利用する工夫。「コーヒーかすは脱臭剤代わりに使った後、肥料として庭にまく」(神奈川県の専業主婦、48)や「紅茶のティーバッグを天ぷら鍋を洗うのに使う」(兵庫県の男性会社員、50)など、茶殻やコーヒーかすを再利用する案が多かった。長野県の専業主婦(64)は魚焼きグリルの受け皿に茶殻やコーヒーかすを入れて使用している。「魚の油分を茶殻やコーヒーかすが吸って、ほとんど洗剤を使わず受け皿がきれいになる」。掃除する手間も省けて一石二鳥というわけだ。

再利用するのは茶殻だけにとどまらない。千葉県の専業主婦(49)は「ダイコンなど野菜の切れ端を、調理した後のフライパンなど油ものの下洗いに使う。洗剤の節約になる」。「ミカンやオレンジの皮を乾燥させて入浴剤代わりに利用している」(新潟県の専業主婦、50)、「かんきつ類の皮を保存しておき、シンクの汚れ落としや魚を調理した後の手の臭み消しに使う」(東京都の専業主婦、44)など、かんきつ類の皮の再利用も人気のようだ。

食料品以外では「使い古した歯ブラシを風呂場やシンクの細かい汚れを落としたり、子供の上履きを洗うときに使ったりしている」(群馬県の男性会社員、40)、「伝線したストッキングは、シンクの三角コーナーや排水溝などに利用している。かなり細かいクズを取ってくれる」(神奈川県のパート・アルバイトの女性、45)など、定番の再利用法も寄せられた。大阪府のパート・アルバイトの女性(30)は「洗った牛乳パックを肉類を切る時にまな板代わりにする」ことで、洗剤の使用量を減らして節約している。「牛乳パックをケーキを焼くときの型にしている」(神奈川県の女性会社員、27)という人もいた。

意外と万能なのが新聞紙や折り込みチラシ。愛知県のパート・アルバイトの女性(41)は「子どもの学校で配られるプリントや、裏が白紙のチラシの類をメモ用紙やプリンター用紙などに使っている」。宮城県の女性(31)は「新聞紙を揚げ物の油取り紙として使っている」という。「新聞紙を折ってゴミ箱を作り、台所の三角コーナーの生ゴミ入れにしている」(宮城県のパート・アルバイトの女性、40)など、用途は予想以上に幅広い。中には「雨の日に新聞をぬらさないために包んでいるビニール袋を、ゴミ入れに使っている」(千葉県の男性会社員、34)ほど、徹底的に活用している人もいた。

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