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3つ星スイーツ

2014/6/26

3つ星スイーツ

★★☆ 二條若狭屋「京の夏 竹水羊羹」

2つ星を獲得した二條若狭屋の「竹水羊羹」

〈特徴〉材料には、水ようかんづくりに欠かせない小豆、砂糖、寒天と食塩のほかに、葛と水あめを使い、独特の食感とつや、風味を引き出した。「葛を入れることでまろやかになる。高級とされる『吉野葛』にこだわっている」(藤田茂明代表)。職人が水ようかんに合う小豆を探した結果、小豆は北海道の十勝産にいきついた。

1本を1人で食べるのに、過不足なくちょうどよい分量。皿に出してもよいが、野外でそのまま口にすることも想定して唇が傷つかないように竹の上部を面取りしてある。竹は国産の真竹3年もので、他社の商品よりも若干太め。同じ大きさの竹をそろえるのが大変で、京都産の竹が少なくなっているため最近は日本全国から集めている。

同社は江戸時代の享保年間(1716―1736年)の創業といわれる総本家若狭屋から大正6年(1917年)にのれん分けした。水ようかんの始まりは定かではないが、「竹を容器に見立てる菓子は夏のお茶席では昔からあった」(藤田さん)といい、今は季節の生菓子として定番の品になっている。

発売は4月中旬~9月中旬。消費期限は要冷蔵(セ氏10度以下)で製造日含め5日間。

〈感想〉「寒天と葛との硬さがほどよく、水分をみずみずしく抱き込んでいる」(平岩理緒さん)、「青竹のさわやかな香りがうつりすがすがしい」(下井美奈子さん)、「小豆のざらっとした質感が心地よい」(下園昌江さん)

〈価格〉1本400円

〈店舗〉京都市中京区二条通小川東入西大黒町333-2(電話075-231-0616)平日午前8時~午後6時、日曜・祝日午前8時~午後5時。年中無休(ただし1月1~3日は休み)