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3つ星スイーツ

カワイイ見た目、味は3つ星 「アニマルスイーツ」

2013/6/27

●ちなみに――まじないから始まったアニマルスイーツ

「アニマルスイーツ」は息長く人気を集めているものが多い

古代の動物壁画が狩猟の成功を祈る呪術として描かれたように、食品を動物の形に加工する試みはかなりの昔から行われていたようだ。日本でも祭礼と結びついた和菓子では、古くから鳥や魚などの動物がモチーフの一つだった。

明治時代以降には商品を印象づける目的で動物の形を取り入れる例が増えた。鎌倉土産として知られる「鳩サブレー」はその一つ。販売する豊島屋(神奈川県鎌倉市)によれば明治30年(1897年)ごろ、鶴岡八幡宮境内のハトが子どもに親しまれていたことをヒントに作られた。このほかにもたい焼きなど動物をかたどることで息長く人気を集めている菓子は多い。狩猟の成功から商品のヒットへ。祈りの中身こそ変わったが、昔も今も動物のデザインは作り手の願いをかなえるための一つの手段なのかもしれない。

(堀大介)

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●専門委員の横顔(五十音順)

下井美奈子さん

1973年生まれ。実家の母が菓子教室講師ということから、子どもの頃からスイーツの食べ歩きや菓子作りを行う。一般企業を退職した後、パリの料理学校「リッツ・エスコフィエ」で料理・製菓の資格取得。またパリの製菓料理学校「ル・コルドン・ブルー」「ルノートル」で学び、2年間のロサンゼルス在住中にも各国の製菓・料理を習得。情報サイト「オールアバウト」では立ち上げの2001年から、スイーツガイドを担当。多数のメディアで洋菓子情報を紹介するほか、商品開発、レシピ提供を行うスイーツコーディネーターも務める。共著に「TOKYO美食パラダイス」など。

下園昌江さん

1974年生まれ。大学卒業後、専門学校やパティスリーで製菓の技術や理論を学んでおり、製法にも詳しい。菓子の食べ歩き歴は15年。近年は特にフランス菓子に力を入れ、フランスを巡るツアーや焼き菓子を中心とした菓子教室も開催。監修本に「とびきりスイーツ見つけた!」。ウェブサイト「Sweet Cafe(スイートカフェ)」主宰。

平岩理緒さん

1975年生まれ。小学生のとき、訪れたデパートでスイーツの魅力に目覚める。大学卒業後、食品会社のマーケティングに携わる。2002年、テレビ東京の番組「TVチャンピオン」デパ地下選手権での優勝を機に、食の情報発信を本格化。退社後はフリーのフードコーディネーターとして活躍中。月に食べる菓子は100種類以上。和菓子店での勤務経験もあり、和、洋菓子全般に詳しい。著書に「アフター6のスイーツマニア」(マーブルトロン)。コミュニティーサイト「幸せのケーキ共和国」主宰。

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