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家族で行きたいアニメ・漫画ミュージアム

記念館や図書館など多彩

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NIKKEI STYLE

子どもから大人まで楽しめる日本の漫画やアニメーション。ファンは国境を越え、日本文化が海外でも関心を集める「クール・ジャパン」の象徴的存在だ。作品やその作家たちの魅力に浸れるミュージアムも全国各地にある。家族みんなで楽しめて、通が訪れても発見があるスポットを専門家に選んでもらった。

620ポイント
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム(川崎市)
 「ドラえもん」「パーマン」など人気漫画で知られる故藤子・F・不二雄さんが長年住んだ川崎市で2011年9月に開業。人気作の原画に触れるのも、大型スクリーンでここでしか見られないオリジナル短編を鑑賞するのも楽しい。作品にちなんだカフェメニューやグッズも充実。藤子さんの仕事場を再現した部屋も。来館者は音声ガイドも利用できる。「外観から内装まで徹底的なこだわりが魅力。生原稿をたっぷり見られるのもいい」(浦島茂世さん)「大人と子どもが共有できるキャラクターのオンパレード」(石原輝紀さん)
(1)大人1000円、子ども(4歳以上)500円など(2)日時指定の予約制で午前10時から午後6時、火曜休館(3)0570・055・245(4)JR・小田急線の登戸駅からバス約9分
620ポイント
三鷹の森ジブリ美術館(東京都三鷹市)
(C)Museo d’Arte Ghibli
 「崖の上のポニョ」の宮崎駿監督率いるスタジオジブリの魅力が満載。屋上庭園では「天空の城ラピュタ」のロボット兵が来場客を見守る=写真。館内は子どもが遊べるネコバスあり、短編映画の上映あり。6月2日には次の企画展「挿絵が僕らにくれたもの」展が始まる。「映画フィルムの形をした入場券、さりげなくのぞくおなじみのキャラクターたちなど見どころがたくさん。決められた順路や窮屈な解説がなく、海外からの観光客にも大人気」(神山園子さん)「王道中の王道。大人こそ何度行っても新しい発見がある」(渡部祐介さん)
(1)大人1000円、小学生400円など(2)日時指定の予約制で午前10時から午後6時、火曜休館。6月1日までは展示替えで休館中(3)0570・055777(4)JR三鷹駅から徒歩約15分、バス約5分
510ポイント
水木しげる記念館(鳥取県境港市)
(C)水木プロダクション
 「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する妖怪たちの世界が目の前に迫る。3月にリニューアルしたばかりで、水木しげるさんの貸本屋時代からの漫画掲載雑誌や愛用かばんなどはファン必見。妖怪に扮(ふん)する仮装コンテストも開かれ、駅から記念館までを結ぶ水木しげるロードにはブロンズの妖怪像が並ぶ。「ロード沿いの店の協力ぶりをはじめ、町を挙げて楽しんでもらおうという雰囲気はここがピカイチ。館内の充実度も群を抜いている」(進藤やす子さん)「周辺の雰囲気やブロンズ像がいい味を出している。近くの港をぶらぶらとするのも楽しい」(竹内オサムさん)
(1)一般700円、小学生300円など(2)午前9時半から午後5時、無休(3)0859・42・2171(4)JR境港駅から水木しげるロードを徒歩約10分
450ポイント
宝塚市立手塚治虫記念館(兵庫県宝塚市)
 故手塚治虫さんの作品世界を再現。「リボンの騎士」の王宮風エントランスや「鉄腕アトム」、「ブラック・ジャック」の展示など飽きさせない。「手塚作品をそれほど知らない人にも魅力が伝わる」(村松錦三郎さん)「多くの自治体の漫画家記念館はここが刺激になったはず」(竹内さん)
(1)大人700円、小学生100円など(2)午前9時半から午後5時、水曜休館(3)0797・81・2970(4)JR・阪急の宝塚駅から徒歩約8分
440ポイント
京都国際マンガミュージアム(京都市)
 約5万冊の漫画本が壁一面の書棚に並び、庭の芝生や館内で読める。マンガ学部を持つ京都精華大学と京都市が2006年に開設。「交通の便がよく、蔵書数もすごいの一言」(中岡祐二さん)「企画展も多く、いろいろな角度から漫画の魅力を感じられる」(田中誠一さん)
(1)大人800円、小学生100円など(2)午前10時から午後6時、水曜休館(3)075・254・7414(4)京都市営地下鉄烏丸御池駅から徒歩約2分
300ポイント
香美市立やなせたかし記念館(高知県香美市)
 「アンパンマン」の生みの親、やなせたかしさんの故郷に建つ。愛称はアンパンマンミュージアム。地下にはジャムおじさんのパン工場などを再現。絵本原画のギャラリーや歴代グッズの収蔵庫も。「建築物のすばらしさや原画の魅力にほれぼれ」(進藤さん)
(1)大人700円、3歳以上小学生300円など(2)午前9時半から午後5時、火曜休館(3)0887・59・2300(4)JR土佐山田駅からバス約25分
240ポイント
石ノ森萬画館(宮城県石巻市、休館中)
(C)石森プロ
 「サイボーグ009」「仮面ライダー」の故石ノ森章太郎さんの作品に彩られた記念館。東日本大震災の被害で休館中だが、選者からは「震災から立ち直り、マンガで勇気が持てる象徴になってほしい」(田中さん)「再開を心待ちにしている人も多いはず」(中岡さん)といった声が寄せられた。復興のシンボルとして今秋の再開を目指す。
(1)(2)震災で休館中(3)0225・96・5055(4)JR石巻駅から徒歩約15分
160ポイント
海洋堂ホビー館四万十(高知県四万十町)
 プラモデルやフィギュアの海洋堂(大阪府門真市)の歴史とコレクションの集大成。廃校を改築した館内には作品が所狭しと並ぶ。自ら「へんぴなミュージアム」と名乗るが、昨年7月の開設から訪問客が絶えない。「都会の薫りのフィギュア館が高知の山奥にあるギャップにワクワク」(橋本博さん)
(1)一般800円、小中学生400円(2)午前10時から午後6時、火曜休館(3)0880・29・3355(4)JR打井川駅からバス約10分(日祝日のみ、平日は連絡すれば送迎)
150ポイント
明治大学現代マンガ図書館(東京都新宿区)
 貸本業を営んでいた内記稔夫さんが個人蔵書をもとに1978年に開設。戦後の貴重な漫画雑誌やセル画など18万点以上がそろう。「漫画図書館の草分け。内記さんの漫画への愛があふれている」(橋本さん)。「貴重な作品もあって意外に面白い」(加藤文男さん)。
(1)一般300円(会員無料)など、閲覧1冊100円(2)昼12時から午後7時、火・金曜休館(3)03・3203・6523(4)東京メトロ江戸川橋駅から徒歩約5分
10
140ポイント
杉並アニメーションミュージアム(東京都杉並区)
 日本のアニメ全般を紹介する博物館で、制作会社でつくる日本動画協会が運営。アニメの原理を学べるほかアフレコ体験ができる。豊富なアニメ映像資料や企画展示も。23日からは「ブレイブストーリー」などを手掛けたGONZOの企画展を開催中。「日本のアニメの全体像をとらえるにはここ」(村松さん)
(1)無料(2)午前10時から午後6時、月曜休館(3)03・3396・1510(4)JR・東京メトロの荻窪駅からバスで約5分

1位は昨秋にオープンした「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」、国民的人気作を次々と生み出すスタジオジブリの世界に触れられる「三鷹の森ジブリ美術館」が同点で並んだ。「ドラえもん」や「となりのトトロ」など誰もが知る作品の魅力はもちろん、建物や展示などでの飽きさせない仕掛けの評価が高い。入館チケットはともに日時指定の事前予約制だ。

3位以下も「水木しげる記念館」をはじめ、知名度の高い漫画家の記念館が多かった。「石ノ森萬画館」は東日本大震災で被災したため休館中だが、再開を願う声が集まった。漫画図書館も人気。9位の「明治大学現代マンガ図書館」は、コミックマーケットを手掛けた故米沢嘉博さんの記念図書館などと併せた大きな図書館になる計画がある。

漫画・アニメの多彩さを映すように、10施設以外を推す意見も多かった。福島県只見町の「昭和漫画館青虫」は館長自ら集めた戦後の貸本漫画や周辺の景観が一押しのスポット。長谷川町子美術館、青梅赤塚不二夫会館、田河水泡・のらくろ館なども挙がった。

作品ゆかりの場所や街全体をミュージアムに見立てて訪れる「聖地巡礼」を薦める声も。「怪物くん」の藤子不二雄(A)さんの出身地の富山県氷見市、「らき☆すた」の舞台のモデルとなった埼玉県久喜市の鷲宮神社周辺などでは街歩きも盛ん。楽しみ方は様々だ。


 表の見方 数字は評価の点数。(1)入館料(2)開館時間など(3)問い合わせ先(4)行き方
 調査の方法 漫画やアニメを扱う博物館や図書館などから、家族連れでも楽しめて、作品に詳しい人でも発見がある施設を専門家に10位まで挙げてもらい、順位を決めた。選者は次の通り(敬称略、五十音順)
 石原輝紀(近畿日本ツーリスト国内旅行部課長)▽浦島茂世(「オールアバウト」美術館ガイド)▽加藤文男(日本旅行ICT営業推進部)▽神山園子(JTBグローバルマーケティング&トラベル訪日商品事業部)▽進藤やす子(イラストレーター)▽竹内オサム(同志社大学教授)▽田中誠一(文星芸術大学准教授)▽中岡祐二(「まんが甲子園」事務局)▽橋本博(漫画古書店「キララ文庫」店長)▽村松錦三郎(アニメーションミュージアムの会事務局長)▽渡部祐介(楽天トラベル地域振興事業グループマネージャー)

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