スカイツリー周辺は和菓子の激戦区、1番人気は…

ちなみに――オリジナルの「スカイツリーカクテル」も

食べ歩きにもぴったり

周辺地域はスカイツリー人気に沸き立っている。関連商品も多く、「東京スカイツリーカクテル」もその一つ。スカイツリーのある墨田区の公認オリジナルカクテルで、地元のバーや居酒屋限定で提供されている。墨田区のシンボルの木である「桜」と、墨田区で作られる地元の「ラムネ」を組み合わせた。

レシピはスカイツリーにちなんで「スカイウオツカ」をベースに、桜の香りがするリキュールにグレープフルーツを加える。最後に墨田区に工場があり、古くから住民に愛され続けている「吾妻ラムネ」をロンググラスに注いで完成。懐かしさを感じさせるラムネの甘さと、スッキリとした口当たりが特徴で、ロンググラスに入ったカクテルはスカイツリーを連想させる。店によって使用するグラスやラムネの量も違い、店ごとの個性も楽しめる。

レシピは一般公開しており、自宅でもつくれるが、やはりプロにつくってもらうのが一番。味だけでなく見た目にも楽しい一杯。スカイツリー観光の最後を締めくくる意味で、一度試してみるのもよいだろう。

記者のひとこと――ダイエットはあすから

見た目にもおいしそう

スカイツリー周辺にはここでしか味わえないスイーツも少なくない。独自の風味が魅力のおせんべい、行列ができるあんみつ屋さん、豆の材料にこだわった甘納豆……。甘いもの好きの私には、スイーツ巡りこそスカイツリー観光の一番の目玉だと思える。

散策途中、私はいつものように誘惑に負けて団子を1つ購入。「やせようよ」という妻の一言が頭に浮かびはしたが「ダイエットは明日から頑張ろう」。高くそびえ立つスカイツリーを仰ぎ見ながら、口にする団子と日本茶はまさに至福の味。なにものにも代え難い。

(高田倫志)

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●「日経スイーツ選定委員会」とは

専門委員と日経記者で構成。専門委員は豊富な経験に基づいた通らしい視点で、記者はビジネスパーソンとしての素直な視点で評価。まず、専門委員の意見を参考に書類に基づく第1次審査を実施し、10商品を候補に選定。次に、厳選された10商品を実際に全員で食べ比べ、専門委員の意見を中心に合議制で「3つ星」「2つ星」「1つ星」を決める。

●専門委員の横顔(五十音順)

下井美奈子さん

1973年生まれ。実家の母が菓子教室講師ということから、子どもの頃からスイーツの食べ歩きや菓子作りを行う。一般企業を退職した後、パリの料理学校「リッツ・エスコフィエ」で料理・製菓の資格取得。またパリの製菓料理学校「ル・コルドン・ブルー」「ルノートル」で学び、2年間のロサンゼルス在住中にも各国の製菓・料理を習得。情報サイト「オールアバウト」では立ち上げの2001年から、スイーツガイドを担当。多数のメディアで洋菓子情報を紹介するほか、商品開発、レシピ提供を行うスイーツコーディネーターも務める。共著に「TOKYO美食パラダイス」など。

下園昌江さん

1974年生まれ。大学卒業後、専門学校やパティスリーで製菓の技術や理論を学んでおり、製法にも詳しい。お菓子の食べ歩き歴は15年。近年は特にフランス菓子に力を入れ、フランスを巡るツアーや焼き菓子を中心としたお菓子教室も開催。監修本に「とびきりスイーツ見つけた!」。ウェブサイト「Sweet Cafe(スイートカフェ)」主宰。

平岩理緒さん

1975年生まれ。小学生のとき、訪れたデパートでスイーツの魅力に目覚める。大学卒業後、食品会社のマーケティングに携わる。2002年、テレビ東京の番組「TVチャンピオン」デパ地下選手権での優勝を機に、食の情報発信を本格化。退社後はフリーのフードコーディネーターとして活躍中。月に食べるお菓子は100種類以上。和菓子店での勤務経験もあり、和、洋菓子全般に詳しい。著書に「アフター6のスイーツマニア」(マーブルトロン)。コミュニティーサイト「幸せのケーキ共和国」主宰。