風情たっぷり 絶品スイーツで味わう秋の京都

★★☆ 京洋菓子司 ジュヴァンセル「竹取物語」

2つ星を獲得した京洋菓子司 ジュヴァンセルの「竹取物語」

<特徴>竹の皮に包んでしっとりと焼き上げた生地に、上品に味付けされた大粒の栗と黒豆が混ぜ込まれたケーキ。栗と黒豆が文字通り「めいっぱい」入っている印象で、切り分けた断面に迫力を感じるほどだ。「一部のファンの間では『栗と黒豆入りケーキというより、栗と黒豆をケーキ生地でつないだよう』と評されることもある」(同店)という。このたっぷりの栗と黒豆を、黒糖とゴマ、ゆずの風味が絶妙に調和させている。仏語の「乙女」に由来するジュヴァンセルの前に、純和風の趣の「菓子司」を冠した和洋折衷の店名は、女性のやわらかい感性を菓子の企画などにいかしつつ、職人気質のものづくりを守ることを表現したものだ。和の素材を見事に洋風ケーキへと取り込むことに成功した、この1品は店の理想を体現した看板商品の一つといえる。

<感想>「栗と黒豆のほっくりした優しい甘さにゴマの香ばしさとゆずのさわやかな香りが合わさる。見た目は地味ながら、たっぷり入った素材のぜいたく感を味わえる。温かいほうじ茶と一緒にいただきたい1品だ」(下園昌江さん)、「ゴロリ、ゴロリと大粒の栗と黒豆がたっぷりと使われている。黒糖が香る生地はコクのある味わいで、和洋折衷のいいとこ取りのケーキだ」(下井美奈子さん)

<価格>2310円(取り寄せ可)

<店舗>御池店=京都市中京区高宮町216(電話075-231-7571)午前9時30分~午後7時(1月1、2日のみ休み)