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蓮・結衣の時代が到来? 赤ちゃんの名前に10年周期 編集委員 小林明

2012/12/14

次に、女性の名前の過去101年のランキング首位の変遷(表4)をたどってみよう。

■名前は各時代の世相を反映

1920年代から50年代にかけて、黄金期を迎えた「和子」などを除くと、女子でも、ほぼ10年程度のサイクルで流行の名前がそれぞれ入れ替わっているのが分かる。

ざっくり言えば、大正の「千代」「文子」→昭和初期の「和子」→戦後の「恵子」→高度成長期の「久美子」「由美子」「明美」「直美」(美が付く名前)→1970年代の「陽子」「智子」→1980年代の「愛」→1990年代の「美咲」→2000年代の「さくら」「陽菜」――というのが大きな流れ。ここでも、年号や戦争、高度成長など各時代の世相の影響がうかがえて面白い。

■「さくら・陽菜」時代から「結衣」時代へ?

今年1位になった「結衣」。2001年に4位に入ってからしばらくはトップ10入りがなかったが、04年以降、9位(04年)、8位(05年)、4位(07年)、2位(08年)、7位(10年)、3位(11年)、1位(12年)と高い人気を維持してきた(06.09年はトップ10入りせず)。

一方、昨年1位だった「陽菜」は今年2位に、同じく昨年1位だった「結愛」は今年4位に後退している。“法則”に従えば、2000年から始まった「さくら・陽菜」時代にも、そろそろ10年周期の節目が近付いていると考えられるだけに、「さくら・陽菜」時代から「結衣」時代に流行の歯車が大きく回る可能性がありそうだ。

表4

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