2010/6/14

得々家計

同じ飲み物でも購入する場所や買い方を工夫することでできる節約もある。福岡県の専業主婦(32)は「ペットボトル飲料はスーパーで安売りしているときに買いだめする」。神奈川県の男性会社員(48)も「大手飲料メーカーの製品は100円ショップで買う」ことで倹約する。「夫が会社で毎日飲む缶コーヒーはインターネットで安くまとめ買いしている」(東京都の専業主婦、27)人もいる。中には「体調の良いときには献血ルームに寄ってお茶やお菓子をもらい、喫茶店代わりに利用する」(東京都の専業主婦、29)という人もいた。

一方、一般的には割高と思われがちな自動販売機の活用を節約につなげているのが、千葉県の男性会社員(35)。「平日は会社の自動販売機を利用する」。福利厚生などの関係で、普通なら120円する缶飲料が90円で買えるからだという。

会社でできる節約術は意外と多い。滋賀県のパート・アルバイトの女性(35)は「会社にある無料で使える給茶機を利用する」。兵庫県の男性会社員(62)は「コーヒーやお茶のパックを持参し、会社で利用している」。「職場の同僚でお金を出し合い、大きいペットボトルのお茶を買う」という東京都の女性会社員(36)のように、社員同士で共同購入をしている会社もあるようだ。

コーヒーショップなどの割引制度を利用するのも手だ。兵庫県の男性会社員(48)は「コーヒーショップにタンブラーを持参して割引を受けている」。「おサイフケータイ」で取得できる飲食店のクーポンを活用する人も多い。

お茶やコーヒーでは我慢できず、どうしても自動販売機で売っているような飲料類を飲みたくなった際の工夫として、北海道の女性会社員(29)は「仕事で疲れてジュース類を飲みたくなったときは50円程度で買える小型サイズの缶ジュースを飲む」という。無理な我慢をせずに節約する賢い方法といえそうだ。

近づくキャッシュレス社会
ビジネスパーソンの住まいと暮らし