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料理が楽しくなる高級鍋

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ホーロー、失敗少なく

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NIKKEI STYLE

料理が楽しくなり、レパートリーが増えるお薦めの"ブランド鍋"はどれか。決して安くはないので、買って後悔はしたくない。鋳物ホーロー鍋、圧力鍋、ステンレス鍋、保温調理器、タジン鍋など複数のタイプの鍋から、料理の初心者でも使いやすい鍋を料理研究家に選んでもらった。

749ポイント
ストウブ「ピコ・ココット ラウンド」
 フランスを代表する鋳物ホーロー鍋。表面にガラス質を吹き付け、内側にはザラザラとした加工を施して焦げ付きにくくしている。ふたが平たく裏に突起があるのが特徴。調理中にふたの裏についた水滴が食材に降り注ぐことでうまみを閉じ込める。肉や野菜などを弱火でじっくり煮込むのに向く。鍋ごとオーブンに入れてパン焼きもできる。ホーロー鍋は傷がつくとサビの原因になるのでごしごし洗わない。「蒸し焼きや炊飯もうまく出来上がり、出番が多くなる」(池上正子さん)「渋めの色合いで食卓にそのまま出しても雰囲気が良い」(木田マリさん)
(1)2万7300円(2)外径22センチ、2.6リットル(3)約4キロ(4)0120・75・7155(ツヴィリングJ.A.ヘンケルスジャパン)
734ポイント
ル・クルーゼ「ココット・ロンド」
 日本で鋳物ホーロー鍋の人気に火を付けたフランスのブランド。熱が鍋全体にムラなく伝わり、煮物や揚げ物、炊飯などに向く。外側はカラフルなグラデーション加工で、オレンジや赤など華やかな色合いが人気。丸形や卵形、花形などの形やサイズも豊富。すき焼きなど日本料理向きの限定鍋も。「熱が均一に入り、野菜が甘くおいしくなるので蒸し煮などに向く」(安井レイコさん)「鋳物ホーロー鍋の中では女性でも扱いやすい重量」(滝村雅晴さん)
(1)2万7000円(2)内径20センチ、2.4リットル(3)2.8キロ(4)03・3585・0198(ル・クルーゼ ジャポン)
707ポイント
クリステル「グラフィット両手鍋深型」
 フランスの高級ステンレス鍋。ステンレスでアルミニウムを挟んだ3層構造で熱伝導率と蓄熱性を高くした。取っ手がかさばらないので、同じシリーズで大きさの違う鍋を重ねて収納でき、スペースをとらない。短い時間で野菜をゆでたり、肉などをじっくり煮込んだり、いろいろな料理に使える。「コンパクトなデザインで長く愛用できる」(林幸子さん)「良質なステンレス鍋の中では値ごろ感があり、傷を気にせずごしごし洗える」(フルタニマサエさん)
(1)1万9950円(2)内径20センチ、3リットル(3)1.3キロ(4)03・3770・8728(チェリーテラス)
581ポイント
フィスラー「プレミアム」
 ドイツ製の高級圧力鍋。料理によって低圧、高圧、超高圧と3段階の設定ができる。部品がシンプルで、メインバルブの手入れもしやすい。煮込み料理が数分程度でやわらかく仕上がる。「使い勝手が良く、圧力鍋初心者にこそ薦めたい」(木田さん)「値段は高いが“一生物”として使える」(沢田けんじさん)
(1)5万5650円(2)内径22センチ、4.5リットル(3)2.6キロ(4)0570・00・6171(フィスラージャパン)
343ポイント
ビタクラフト「スーパーファイブ両手鍋 深型」
 米国のブランドで、3層のアルミニウムをステンレスで挟んだ5層構造の鍋。ゆでる場合、熱や水分が外に逃げにくく、食材の水分だけを使う無水調理ができる。「焦げにくいのであらゆる家庭料理で使える」(町田えり子さん)「無水調理ができる鍋として定評がある」(安井さん)
(1)3万1500円(2)内径21センチ、4リットル(3)1.7キロ(4)078・334・6691(ビタクラフトジャパン)
339ポイント
スイスダイヤモンド「ソテーパン」
 料理研究家を中心に人気の高いスイス製の鍋。ダイヤモンドを含んだフッ素コーティング材を塗り、強度があり、焦げにくい構造になっている。本体は高い圧力で成型したアルミ製で、温度が下がりにくい。「底が深いのでフライパンとしても鍋としても使える」(阪下千恵さん)「肉がジューシーに焼ける」(町田さん)
(1)2万2050円(IH対応)(2)内径24センチ、3リットル(3)1.8キロ(4)03・6696・4846(スイスジャパントレーディング)
332ポイント
サーモス「シャトルシェフ」
 余熱の力で食材に火を通す保温調理鍋。付属の調理鍋で短時間加熱した後、保温容器に入れて、食材に火が通るのを待つ。6時間たっても温度が70度以下にならない保温力がセールスポイント。カレーなどに向く。6時間以上おく場合は、再加熱するなど注意が必要。「野菜の煮物が煮崩れせずにできる」(沢田さん)「光熱費を抑えられる」(林さん)
(1)2万1000円(2)付属の調理鍋の内径は20センチ、3リットル(3)約2.8キロ(4)0256・92・6696(サーモス)
322ポイント
バーミキュラ「オーブンポットラウンド」
 ふたと本体の気密性にこだわり、無水調理などに向いている日本製の鋳物ホーロー鍋。やや光沢の入ったコーティング加工が売り物で、特にピンク色は女性に人気。色にかかわらず、現在は注文から手元に届くまで15カ月かかる。「密閉性が高く時短料理に向く」(今別府靖子さん)「重いふたを両手で持てるのが良い」(林さん)
(1)2万5200円(ピンク色)(2)内径22センチ、3.5リットル(3)4.2キロ(4)052・353・5333(愛知ドビー)
322ポイント
ジオ・プロダクト「ポトフ鍋」
 アルミニウムをステンレスで挟んだ全面7層構造の日本製の鍋。全体にムラなく熱が伝わる。本体とふたの密閉具合がしっかりしているため、無水調理や余熱調理にも向いている。「料理時間が短く済み、手入れもしやすく、使い勝手が良い」(今別府さん)「鍋底が深いので寸胴としても使える」(林さん)
(1)1万4700円(2)内径22センチ、5リットル(3)1.9キロ(4)0256・64・2773(宮崎製作所)
10
317ポイント
ルミナスプラス「内面フッ素両手圧力鍋」
 手ごろな価格が人気の圧力鍋。付属品でガラスのふたがついているので、圧力鍋以外の用途でも利用できる。料理に合わせて高圧と低圧を使い分けられる。内側はフッ素加工になっていて、食材がこびり付きにくく、洗いやすい。「価格が安いので、圧力鍋を試してみたい人におすすめ」(沢田さん)「両手鍋型でコンパクトに収納できる」(阪下さん)
(1)7980円(2)内径20センチ、4.5リットル(3)2.4キロ(4)0120・104・481(ドウシシャ)

1位の「ストウブ」、2位の「ル・クルーゼ」の鍋は、いずれもフランスのメーカーの鋳物ホーロー鍋。製造工程はまず、砂の型に高熱で溶かした鉄を流し込み、鉄が冷めたら砂型を割って鋳物を取り出す。その上にガラス質を焼き付けて耐久性や保温性を高める。ストウブもル・クルーゼも似た工法で仕上げている。

ホーロー鍋は圧力鍋のような操作を理解する必要はなく、初心者でも料理の失敗が少ない点が評価された。1位と2位はわずかな差だが、ストウブは、鍋の内側が濃い色で焦げ目が目立たない点が注目された。ただ、「ホーロー鍋は重さがあるのでシニア世代が使い続けるのは難しい」という意見も。自分で買う時は実際に手で持って重さを確かめたい。

3位の「クリステル」、5位の「ビタクラフト」、8位の「ジオ・プロダクト」の鍋は、ステンレスとアルミニウムを重ねた多層構造になっている。サビに強く保温性があるステンレス。そこに熱伝導性が高いアルミを組み合わせることによって、2つの金属のメリットを引き出している。3位のクリステルは、大きさの違うシリーズの鍋を重ねて収納できることが評価された。

4位の「フィスラー」、10位の「ルミナスプラス」の製品は圧力鍋。ともに料理によって圧力の強さを変えられる。圧力鍋は通常の鍋でじっくり煮るよりも短時間で済む点が大きなメリット。マメな手入れが大切で、洗うパーツが少ないほど使い勝手が良い。初めて使う時は取扱説明書をしっかり読もう。

部分交換、保証もチェック

今回選ばれた鍋は丈夫で長持ちすることも評価された。ただ、ある程度の劣化は避けられない。例えば、プラスチックの持ち手に火が当たり、取っ手が溶け出すこともある。「劣化しやすい部分の取り換えができるかどうかも、商品選びのポイントになる」と、三越伊勢丹のキッチン雑貨バイヤーの杉原正規さんは指摘する。

購入時には保証内容もチェックしたい。4位のフィスラーの圧力鍋「プレミアム」は10年の保証付き。ゴムパッキンなど消耗品以外で、ふたが締まらなくなるなどの問題が生じた場合には対処してくれる。


 表の見方 数字は選者の評価を点数化。ブランドまたはメーカー名、シリーズ名や商品名の順。(1)価格(2)取っ手を含まない鍋の直径、容量(3)ふた込みの総重量(4)問い合わせ先(メーカーや総輸入販売元など。3位以外は土日祝日は休み)。1~3位の写真の料理は料理研究家の町田えり子さんが試作した。
 調査の方法 4人家族の食事に適したサイズで5000円以上の鍋を対象に、百貨店やネット販売の売れ筋や料理研究家の推薦をもとに24品目を選出。料理研究家10人が実際に鍋を見て、初心者でも使い勝手が良いか、和食から洋食まで幅広く料理のレパートリーが増えるか、手入れがしやすく長く使えるかなどの観点から順位付けした。選者は以下の通り(敬称略、五十音順)
▽池上正子▽今別府靖子▽木田マリ▽阪下千恵▽沢田けんじ▽滝村雅晴▽林幸子▽フルタニマサエ▽町田えり子▽安井レイコ

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