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ソーシャルメディア 「書き込み」で職場に波紋

2011/5/11

ネット上で気軽に情報を共有できるサービスの利用が急増するなか、社員の個人的な書き込みについて、企業が具体的なガイドラインを策定する動きが広がってきた。書き込みをめぐって職場がぎくしゃくしたり、トラブルに発展しかねない例が出てきたりしたためだ。ネット上で求められる新たなルール、常識とは?

上司から注意

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「君の書き込みを削除してほしい」。ある日、東京都内の電機会社に勤める20代の男性社員は、上司から呼び出されて、こう注意された。

新商品の開発を任された社員は、発売後、自分のツイッター(簡易ブログ)に「私が手掛けた新しいタイプの商品が発売されました」などと書き込んだ。「宣伝になると思った」と上司に説明しつつ、削除。しかし「書き込みがどこまで許されるかもわからない……」と不満顔だ。

ツイッターや、フェイスブックなどの交流サイト(SNS)は、「ソーシャルメディア」と呼ばれる。様々な情報を手軽に多くの人とやり取りすることができるため、利用が急増。東日本大震災で改めて注目を集めた。

ただ、不特定多数が見ることを意識せず、不用意に仕事関連の情報を書き込むと、波紋が生まれる。多くの場合「情報をどこまで公開してもいいかという『常識』の違いによる」とソーシャルメディア研修などを手がけるループス・コミュニケーションズ(東京都渋谷区)の福田浩至副社長は話す。

常識は、人によって様々だ。学生時代からソーシャルメディアを使ってきた若い世代は一般に、情報発信に積極的。この4月には新入社員が「第一希望の配属でした」と部署名入りで書き込み、先輩社員が注意を促した職場もあった。

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