ジョルジュ・バルビエ「移り気な鳥」アートについて話そう!

2013/5/9

鳥は長い尾をぴんと伸ばし、自分の魅力を誇示している。女も張り合うように服の裾を長く垂らす。顔には妖艶な表情を浮かべ、手は何かを懇願するように天へ掲げる。女は鳥の心を射止めることができるだろうか。そもそも、用意した籠が鳥の長い尾をしまうには小さすぎるようにも見えるが。さて、あなたはどう見ますか。

▼作家プロフィル

1882年フランス、ナント生まれ。アール・デコと呼ばれる装飾芸術が流行した時代に、パリで活躍したイラストレーター。ギリシャのつぼ絵やエジプトの壁画、ロシアバレエ、中国趣味などに影響を受け、モード雑誌や本の挿絵、舞台装飾などを手掛けた。ポショワール(手彩色版画)によるファッション画は、鮮やかな色彩と細密表現が高く評価された。1932年、没。

▼ここで見られます

群馬県立館林美術館で開催中の「鹿島茂コレクション バルビエ×ラブルール展――アール・デコのモダンなイラストレーション」で「移り気な鳥」を展示している(6月30日まで、www.gmat.gsn.ed.jp)。

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