「入塾希望が殺到して、高学年のクラスは一時的に生徒の受け入れをストップしています。うかつにチラシも出せないんです」

子どもの増加で入塾待ちが出るほど活況に(栄光ゼミナール豊洲校)

栄光ゼミナールの豊洲エリア責任者、平田太一さんは目を丸くする。子どもが増え続けているため、塾を増やそうとしても物件が足りない状況だという。

豊洲駅近くにある栄光ゼミナール豊洲校は05年の開校から8年で生徒数が3倍に膨らんだ。豊洲の家庭にとって中学受験は通過儀礼。休日の塾通いも当たり前だ。土曜日の午前に教室をのぞくと、自習スペースで多くの子どもが机に向かっていた。

拡大する市場を狙ってライバルも参入。今月、豊洲駅近くで塾を開校した東京個別指導学院の担当者は「全国的に子どもの数が減少するなか、豊洲のような地域は塾業界にとって貴重」と話す。

パンケーキに行列

休日には行列ができるパンケーキ専門店「Butter」(アーバンドックららぽーと豊洲)

所変わってショッピングセンター。アーバンドックららぽーと豊洲に集うキャナリーゼたちに話を聞くと「他の町のショッピングセンターとひと味違って洗練されている」「キッザニアやフードコートなど、子どもと一緒に楽しめる場所が多い」といった声が返ってきた。

12年の大規模改装ではコーチやマイケル・コースといった海外の高級服飾店を誘致したりセレクト店を増やしたりした。

1階にあるフードコート「マリーナキッチン」は海と豊洲公園を臨む開放的な空間。食事系8店、スイーツ系3店の飲食店で構成する。ハンバーガー店やつけ麺店などが並び、昼時には食事をする人たちで活気に満ちている。

休日の昼食時は地区内外から訪れる家族連れなどで、670席の食事スペースはあっという間に埋まってしまう。

13年に開業したパンケーキ専門店「Butter」は休日ともなると若い女性が列を作るほどの人気を誇る。

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