旅行・レジャー

日本の歩き方

日本唯一、砂浜のドライブウエー体験記 石川・千里浜

2013/9/14

アクセルは強く踏むべきか、ハンドルはとられないか――。おそるおそる車を砂浜に進めた。大丈夫、普通に走ればよさそうだ。窓を開けると、海からの心地よい風が入ってきた。

ドライブウェイの南端、のと里山海道の今浜インターチェンジ近くの入り口(石川県宝達志水町)。進入規制についての看板がある

金沢市の市街地から能登半島に向かう「のと里山海道」を40分走る。今浜インターチェンジ(IC、石川県宝達志水町)で降り、さらに2~3分行くと「千里浜なぎさドライブウェイ」に着く。日本で唯一、車で走ることができる砂浜だ。世界でも米フロリダ州のデイトナビーチ、ニュージーランドのワイタレレビーチしかないという。

全長約8キロで、料金はいらない。高波の際は進入禁止になり、混雑する夏場には時速30キロの制限表示が掲げられる。そのほかは、自由に走り、車も止めることができる。

湿って固い砂浜

夏のある朝、実際に車で走ってみた。タイヤが砂にめり込む感覚はない。むしろ、ちょっと舗装が悪いアスファルトの道を走るように、軽くぼこっ、ぼこっと揺れる。前方からはオートバイ、さらに、端の方からは自転車も走って来た。タイヤは2つだが、楽々と走っている。

車を降りて、わだちを触った。砂は湿り気があり、固く引き締まっている。千里浜の砂の粒は、0.2ミリ前後と普通の砂浜の4分の1程度しかない。しかも、形は均一で角張っている。砂の粒の間にできる隙間が小さく、そこに適度な水分が入ると固く引き締まる。

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