化粧直し不要 「メークしたて」キープのコツセンスアップ

メークしたての状態が長い時間維持できればいいのに――。こう思っている女性は少なくないはず。仕事が忙しいとゆっくり化粧直しする暇もない。化粧品をたくさん持ち歩くのはスマートではないから避けたい。崩れにくいメークのコツや便利アイテムなどを探った。

崩れないメークについて話す全日空のキャビンアテンダント上田紀子さん(東京都港区)

きちんと化粧をしている印象の客室乗務員(CA)。全日本空輸CAの上田紀子さんに普段のメーク術を聞いてみた。上田さんは全日空グループのANAビジネスソリューション(東京・港)で、CA志望者や社会人に身だしなみも教えている。

機内もオフィス同様、乾燥しているので「化粧前の保湿がとても大切」。たっぷりと保湿した後に化粧に入る。ファンデーションはリキッドタイプを使用。ポイントは「塗るのではなく、指でトントンとたたきながら押し込んでいく」。厚塗りにならないようにするためだ。ブラシでフェースパウダーを顔全体にのせた後、スポンジで押さえると密着して崩れにくい。フェースパウダーのケースはかさばる場合があるので「詰め替え用の商品を持ち運ぶ」という。

上田さんが、すぐに使えるよう心がけているのは口紅。「口紅がちゃんと発色していると、きちんとした感じになる」ためだ。落ちているとだらしない印象を与える。筆を使って口の輪郭をしっかりとつける。

崩れないメーク

ポーチは小さなサイズにするのが基本。ただ、綿棒やコットン、顔や体、髪の毛とマルチに使えるミニサイズの保湿クリームなどを忍ばせておくと「化粧直しが楽になる」という。

化粧をキープするスプレーを使う方法も。PLAZA(プラザ)銀座店の化粧品担当の渡辺雅公さんは「IKEMES(イケメス) フェイスマジックカバー」(80ミリリットルで3990円)を薦める。化粧後に顔全体にスプレーすると7~8時間程度崩れにくくなるという。「美容成分が入っており、スキンケア効果もある」(渡辺さん)

これから暖かくなり汗をかく季節になる。美顔をキープできれば仕事にも集中できそうだ。

[日本経済新聞朝刊女性面2014年3月8日付]